こんにちは、あくびです。

 

一週間前、5月8日(水)

佐野美術館「堀 文子」展

行ってきました。

 

私のことですから、

もちろん

存じ上げませんでした。

 

ですが・・・

このチラシをみたときに

「あっ! すきだなっ!」って

思ったのです。

 

堀 文子さんの代表作のようです。

ヒマラヤに 群れないで咲く

ブルーポピーだそうです。

 

80歳代のときに

実際のブルーポピーを見に行かれたそうです。

 

この花が咲く時期は 雨季。

悪天候の中

たよりなく揺れるヘリコプター。

 

それでも

見たい気持ちが抑えられず。

 

そして ついに見つけた。

 

あらゆる生命が生きるのを

拒絶するかのような

厳しい環境の中で

 

たった一株、咲いている

ブルーポピー。

 

葉や茎には

トゲトゲがぎっしり。

自らの身を守りながら

孤高に咲く花。

 

その感動が 

あの絵を生み出したのですね。

 

堀さんは、

一貫して、命あるものを

その命あるものへの感動を

描き続けてこられました。

 

そのことは

絵心のない私にも

感じ取れるくらい

絵から 何かが出ていました。

 

その中でも、

私が 一番、ギョッとして

そして、感動したのは

こちらでした。

(写真撮影NGだったので、画集からお借りしました)

 

添えてある文章を読んで

胸の奥から ジーンと・・・

 

「死が生涯の華々しい

 収穫のときだということを

 

 ひまわりから学んだあの日を

       私は忘れない」

 

 

ひまわりは 枯れてこそ 実を結ぶ」より

 

年老いてみすぼらしくなって・・・

もう頭をもたげて太陽を見ることもできない。

 

でも、その重たい頭の中には

次の生命が 種が

ぎっしりなのだ。

 

そんなふうに思ったことは

これまで一度もなくて。

 

やりとげた ひまわり。

次のバトンは 渡しましたよ。

みたいな。

 

堀さんの描く絵

写実主義だ 

ナントカ主義だとか

関係ない。

 

生涯で一貫とした

画風があるのではなく。

 

それでいて、

命あるものへの観察と

敬意と 愛情を

感じます。

 

この方の

生き方にも、感銘を受けています。

 

たくさん著作も出されているので

少しずつ

拝読していきます。

 

私が知らなかっただけで、

すばらしい作品を生み出す人たちが

いるんですね。

 

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この庭園を抜けたところに

美術館があります。

 

苔が美しい💛

 

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展覧会のあとは、

美術館前からバスに乗って・・・

道の駅伊豆ゲートウェイ函南へ

 

丹那牛乳のソフトクリーム🍦

美味しかった(^_-)-☆

 

ベンチも 牛さん

 

蛇口のむヨーグルト

 

おおっ! 紅ほっぺ  1㎏入り ゲット♪

生シロップを作りました。

 

150円の小型の紅ほっぺは ジャムに。

糖度9度のトマトは、すんごい濃厚でした。

 

心も お腹も 

みたされた一日でした。