こんにちは、あくびです。

 

(根拠がある)介護(をする)過程の展開を学びました。

 

アセスメント

  ↓

(根拠のある)介護計画立案

  ↓

実施

  ↓

評価

  ↓

(アセスメントへ戻る) 

 

 

PDCAサイクルとも OODAループとも違うけど、

ループするのは同じです。

 

義母は有料老人ホームに最後までお世話になりましたが、

私たち家族が知らないだけで、

職員さんたちは、定期的にミーティングで

上記のような流れを確認して、

義母にとってより良い介護計画を作って

実施、どうだったか振り返りをしてくださっていたのでしょうね。

 

介護のお仕事って、本来は

単なるオムツ交換とか、入浴介助とか

単純作業ではないんですね。

 

人手が足りな過ぎて、現場の人たちは

「作業」にならざるを得ない場合も多々あるかもしれませんが、

 

一人ひとりの尊厳の保持、自立支援を目的に

介護過程を展開していく。

立派な全人的なお仕事ですね。

 

アセスメントのツールとしては、

ICFを使っていました。

 

ICF(国際生活機能分類)─障害に関する世界共通の概念

 

ICFの前には、

ICIDH(国際障害分類)がありました。

  1980年 WHO

  障害を「機能障害」「能力障害」「社会的不利」に分けて整理する考え方。

  転倒して足を骨折→ 歩行できない→ 車いす → 会社に行けない

  できなくなったこと探し 

  障害に対してどんな支援が必要かがわかり、リハビリ等に活かすことができる。

  ただし、実際にはできることも沢山ある、そこも考えて欲しい

  と障害をもつ人からの訴えがあった

 

ICF(国際障害分類)  

  2001年 WHO

  その人の残された能力にも目を向ける できること探し

  障害を持ちながらも、その人の願いや思いを達成するには、

  どのような支援が必要かを考える

 

  下記の項目すべてに分かっていること全部を書き込む

   健康状態、ご本人の希望、ご家族の希望

   生活機能─心身機能・構造、活動(ADL)、参加

   背景因子─環境因子、個人因子

 

  ご本人のことを知らない人が読んでも、その人のことがわかり

  どんな風に支援していけばよいのか、イメージできるようにする。

 

今日の復習はここまで~おやすみなさい~