※2023年8月のnote記事を移行したものです。
ヒプノセラピーの前世療法では、文字通り前世をみる訳ですが。
前世をみるというのは、普段やることではないし、初めての方も多いです。
だから、それらしきものが見えたり感じられても、どうしても疑ってしまいます。
人間は、基本的にはいつも思考が働いているので、疑ったり否定する声が頭の中で聞こえてくるのは、ある意味当然だと思います。
前世療法では、そういう脳内の疑いの声に屈せず、自分の受け取った感覚を信じる、ということが大事になってきます。
疑いの声の中でもよくあるのが、「これは妄想じゃないか？」「私の頭が作り出してるんじゃないか？」というものです。
確かに、妄想や創作である可能性を否定はできません。
何が正解で何が不正解かなんて、誰にも分かりません。
敢えて言うならば、私は出てきたものが全て正解だと思っています。
(「正解」という言葉も、ちょっと違う気もしますが。)
それがたとえ妄想であったとしても、その妄想が今このタイミングで出できたということ、そしてそこから何かに気づいたり感じたりしたこと自体が、大事だと思っています。
さて、この「私の頭が作ってる問題」について、ふと思ったんです。
仮に、その前世なりイメージなりを、頭が作ってるのだとしたら、
もともと頭にそれが入っていたということになりますよね。
自分の中に既にあったものだ、ということですよね。
だとしたら、すごくないですか？
もう既に答えを持っていたんですよ、あなたは。
気づいていなかっただけで。
逆説的ではありますが、卵が先か鶏が先か、みたいなもんじゃないですか？
また、こんな考え方もできると思いました。
例えば、無意識である潜在意識は、あるテーマに対して「A」が最適解、最善の方法だと知っている。
(何しろ潜在意識は、意識全体の約90%を占めているんだから、それくらい朝飯前です。多分。笑)
でも、顕在意識(思考できる部分)では、全くそれに気づいていない、もしくは、答えが「B」だと思っている。
そこで、潜在意識は顕在意識に、答えがAであることを知らせるために、
そういう情報を含んだテレビ番組や雑誌、ネット記事などが目に入るように仕向ける。
人からそういう話を聞く、という場合もあるかもしれませんね。
そういう日常的な水面下の働きにより、顕在意識でも答えがAだと思い始める。
潜在意識による、顕在意識の攻略ですね！
ちょっと乱暴な言い方ですけど。笑
そういう過程があった上で、セッションを受ける。
→テーマに対して、「A」というメッセージを受け取る
→最近テレビやら何やらでAの情報仕入れてたし、自分の頭が作り出したと思う
でも、からくりは上記の通りだったら、どうでしょう？
仮に頭で作ってても、それが正解だよってことになりませんか？
「自分の頭で作った」と思考が思ってるだけで、ほんとは必要なものが導き出されていたんだってことです。
潜在意識はもっと前から、あなたにそれに気づいてほしくて、サインを送っていたとは考えられませんか？
これはあくまで仮説なので、本当のところはどうなってるのか、私には分かりません。
上手く伝えられているか分かりませんが、結局「自分が全部知ってたんやん！」てことが言いたかったんです。
「答えは全部、自分の中にある」ってこと。
ヒプノセラピーは、そういった自分の中にある答えに自分自身で気づいてもらうのに、とても有効な手段だと思っています。
誰からアドバイスされる訳でもなく、自分の内側から湧き出る感覚、感情を体感して頂けるのです。
そういう感覚を受け取った時、不思議な深い納得感が得られます。
モヤモヤ悩んでいたり、毎日が息苦しいと思っていらっしゃるなら、ヒプノセラピーがそれを変えるきっかけになるかもしれません。
ピンときたら、きっとそれは潜在意識からのメッセージですよ！
最後までお読みくださりありがとうございました。
あなたは今日もスバラシイ！
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