漢方と蘭方の懸け橋 | 漢方1日1歩のブログ

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1日生きるとは1歩進む人生でありたい(by湯川秀樹)の言葉のように、傷寒論や類聚方広義、勿誤薬室方函を参考に1日1歩づつ漢方医として成長していきたいと思っています。(実際に患者に処方するにあたっては添付文書を参照され、自らの診断と責任でご処方ください。)

本日先哲命日


 合田求吾は、香川県出身で1773年6月1日に死去している。松原一閑斎に学び、山脇東洋の『外台秘要方』翻刻に携わった。しかし長崎に遊学する過程で蘭学に触れ、吉雄耕牛から蘭学の手ほどきを受けた。当時蘭学は外科学にのみ優れると言われた時代に系統だった書物とは言い難いが西洋内科学の覚書とも言われる『紅毛医言』を出版した意義は多い。また永富独嘯庵に長崎行きを勧めその門下が西洋医学と交流する契機をつくったと言っても過言ではない。

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