大川小学校跡地を訪れて… | ゆーちるのちいさな幸せ探し♪

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皆さんと分かち合いたいステキなモノをお写真を通してご紹介します☆


11月11日から11月23日まで東北3県で行われているポケモンGOのラプラス大量発生イベント。

過去にお台場に3回足を運び、1体しかGETできなかったレアキャラのラプラスを捕獲できるということで

先週末、車で片道7時間かけて主人と石巻まで行ってまいりました。

仙台から更に1時間かかり、かなり遠い印象でした。

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石巻に到着するとすぐに「かくれているポケモン」にラプラスの姿が。

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ホテルにチェックインし、ひと休みしている間に早速2体GETできました。

YouTubeの情報では「ポッポ並みにラプラスが出る」とありましたが、私たちが訪れた13日はそこまででもなく、サーチ機能がなければ捕まえにくいレベルでした。

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とはいえ、1泊2日トータル7時間くらいの間に40体近くのラプラスを捕まえる事ができました。

近隣のご迷惑になるので夜中や早朝は出歩きませんでしたが、それでもこれだけ捕獲できるんだからすごいよね。

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ラプラスに加えて多く出現していたのがピッピやプリンなどのフェアリー系。

こちらも普段あまり出現しないので、たくさん捕まえられて嬉しかったです。

雑魚キャラも常に様々な場所にわいているので

レベル上げやほしのすな収集にもおすすめです。

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こちらは石巻駅。

窓がステンドグラスになっていたり、カトリック教会を彷彿とさせる建物で可愛かった。

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至るところに石ノ森章太郎先生のキャラクターが。

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市役所の前にも。

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こちらは石ノ森漫画館。

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東日本大震災から1年8ヶ月かけて復旧したそうです。

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5年前に大きな津波がきたとは思えないほどの穏やかな街並み。

ここまでくるのには大変なご苦労があったのでしょうね…

父も震災直後に泥かきのボランティアで石巻に行ったりしていたな。


私は仙台出身で石巻には母方の伯父家族も住んでいますが、石巻を訪れたのは今回が初めて。

震災前はどんな街並みだったのだろう…と想いを馳せながら、目の前の景色を目に焼き付けてきました。

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夕飯は利久でいただきました。

ラプラス狩りだけではなく、しっかりお金を落としていかないとね。

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5年前に復興を願って父と飲んだ日高見という地酒を熱燗でいただきました。

奥に写っているのはお通し。

手前は追加注文のとろろです。

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利久の牛タンは間違いないね。

相変わらず肉厚でとても美味しかったです。

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「元気の湯」という日帰り温泉にも行きました。

お風呂の種類も多く、とても気持ちが良かったです。

道の駅「上品(じょうぼん)の郷」では産直野菜やお惣菜、お土産などもたくさん買ったよ。

私たちは利用しませんでしたが、足湯や温泉に入ることもできます。

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翌日は、津波により84名の尊い命が奪われた大川小学校跡地に献花をしに行ってきました。

兄が震災直後から大川小学校の生徒さんたちのカウンセリングを担当していたので色々話は聞いていましたが、

実際に足を運んでみなければ分からないことも沢山ありました。

ちょっとやそっとじゃ壊れなさそうな頑丈な太い柱が折れて鉄筋が見えていたり、2階部分の渡り廊下が不自然に大きくねじれていたり…

いかに津波の威力が大きなものだったのかを物語っていました。

想像を絶する恐怖だったでしょうね…



大人たちの判断ミスにより失われてしまった尊い命。

様々な不運が重なって起きてしまった言い逃れのできない人災ですが、

私からみれば、判断ミスをしてしまった先生方もまた被災者…

ご遺族の方が責めるのは当然のことですが、私がご遺族の方と一緒になって責めるのはちょっと違うような気がします。

(責任逃れのために真実を隠蔽しようとしている市や県は問題外ですけれど。)


だれも予測できない天災に見舞われた時、もし私が先生の立場だったら果たして正しい判断ができるのか…そう考えるとまったく自信がありません。

この問題は非常に難しいですよね。

主人とも大川小学校を訪れたあと、ずっと話し合っていますが未だ答えはみつかりません。


今はただ、被災地はまだまだ復興途中であるという現実と向き合い、

今後も自分にできることを考えて実践していかねばという気持ちでいます。



今回のイベントを迷惑に感じている地元の方もいらっしゃるだろうな。

ラプラスが出現すれば狭い道に人が群がるし、道が分からず一通を逆走する車も実際に見かけたので、イライラされて当然です。


イベントがなければ被災地に出向かない自分のことも非常に情けなく思いますが、これが現実。

でも、きっかけはどうあれ石巻の〝今″をこの目でみて、今後自分に何ができるのかを考える機会になったことは確かです。

お騒がせした分、今度は純粋な観光をしにまた石巻を訪れたいと思います。



改めて震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。