命のともしび | お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記

お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記

2011年4月お父ちゃんが肺がん宣告されました。
かわいい娘のためにも、前向きにがんばる家族の日記です。

このところお父ちゃんはまったく食欲がありません。

痛み止めのロキソニンを飲むために、フルーツを食べる程度。


毎食出てくる3パックの流動食は、もはや嫌がらせのようで、

むなしく冷蔵庫にたまっていくばかりです。


とうとう今日から栄養剤の点滴です。


全身の痛みも激しくて、

麻薬パッチはいよいよ6枚に。

オキノームも日に2度3度と飲んでいるようです。


それでも楽になる時間はほとんどなく、

とにかく寝ていたいらしい。


昨日の血液検査の結果では、炎症反応が急激に上がっていて、

痛みの原因であることもさることながら、感染症があってはまずいと、

急遽CTを撮ることに。


しかし、造影剤はポートから入れられず、

でも点滴のラインがとれる血管がもはやない。


目に見える肺炎などはなかったけど、念のため抗生剤も始まりました。


CTを撮りに行くための車椅子の移動すら、息が切れてしまうそうで、

これではとてもじゃないけど、写真撮影なんて無理。

私は考えが甘いなぁ。


カピカピになって粉をふいた足の裏をやすりで削ってあげて、

歯磨きできなくて、歯槽膿漏になりそうだったので、デンタルリンスを置いて帰ってきました。


家に着くと、CTの結果、脳に出血があって、

全脳照射もガンマナイフもできないという、残念な知らせがありました。


詳しくは後日話を聞くのですが、結果、在宅看護は早まりそうです。


脳の治療ができないことは、かなりショックだけど、

ここは気持ちを切り替えて、

家に帰ることが良い結果を生むよう、私は努力しよう!!*


痛みを抱えるお父ちゃんにとっては、うるさいこともあるだろうけど、

ひめのかわいい姿や笑い声が刺激になって、

良い方向へ向かうことを祈るばかり祈る


写真撮影も目的を方向転換し、

家族写真にこだわらず、ひめのかわいいドレス姿の写真をお父ちゃんに見せてあげるように、

予約は決行することにしました!!*


病院近くのスタジオアリスに予約を入れたので、

帰りにはお父ちゃんのとこに寄って、

「明日運動会がんばるね」って、ひめに言わせようと思って。


写真があがるのは2週間後。

そのくらいは絶対がんばらなきゃ!!*


それに胚移植は月末の予定。

お父ちゃん同意書にサインしなきゃいけないんだからね~!*