結果的には痛みのピークで、かなりしんどかったけど、
夏休みの最後、そしてお父ちゃんの46歳のお誕生日
1泊2日外泊許可をもらって、南紀白浜とれとれヴィレッジへ行ってきました。
絶対ひめが喜びそうと思い。
海水浴でも兼ねて行けたらよかったのですが
お父ちゃんの体調が思わしくなく、
4thラインの1クールが終えてから・・・のつもりで、
8月末に予約しておきました。
でも結局入院は押せ押せで、
日にちをずらした結果、お父ちゃんのお誕生日をかねることに。
できることなら1クール終えて、少し痛みがおさまり、
食欲が復活しているところで行きたかったけど、
ひめの幼稚園のお休みの都合もあって
朝いち、お父ちゃんをに迎えに行くと、
オキノームにオキシコンチン
痛み止めの座薬
そして、ベッド用のエアマットまで借りて
万全の体制・・・というか、かなり無理に連れ出した感じ。
コテージタイプなので、フロントからお部屋まで、
レストランからお部屋までの微妙な距離が、
今のお父ちゃんにはかなりつらかった
お父ちゃんはベッドでずっとうつらうつらすることになってしまったけど、
ドーム型なので音の響きがおもしろくて、
私とひめが出入りするたび、入り口から「行ってきま~す」「ただいま~」と声をかけると
奥で寝ているお父ちゃんの「いってらっしゃ~い」「おかえり~」がすぐそこに聞こえて。
お部屋の中でも十分に楽しめました。
併設の温泉「カタタの湯」へ。
しっとりする乳液のようなお風呂を楽しみました。
夕食は予約してあった「宝楽焼き」
お刺身の盛り合わせに天ぷら
ひめにはこれでもか!ってなくらいのお子様セット。
今の我が家3人で、とても食べつくせる量ではありません
しめくくりは、サプライズのはずだったバースデイケーキ
「はずだった」というのは、
まずとれとれヴィレッジではケーキの用意がないため、
近くのケーキやさんに自分でオーダーしたものを
スタッフの方が取りに行ってくれるというスタイルだったため、
そのやりとりをひめが聞いていて、お父ちゃんにところどころしゃべってしまっていたこと。
そして、お父ちゃんの痛みがかなりきていて、食べられるだけ食べたところで、
「先に部屋に戻っとくわ」となってしまったこと。
急いでスタッフの方にケーキを出してもらうようにお願いしたのですが、
しまいにはおなかいっぱいになったひめまで部屋に戻ると言い出し、
結局 「ケーキがくるからちょっと待っておくれよぅ」と言わざるを得ない状況に。
なんとか
ハッピバースデイ トゥーユー
はやったけど、お父ちゃんはろうそくの火だけ吹き消し、ケーキを食べることなく部屋に戻り、
寂しく残った半円のケーキを仕方なく部屋に持ち帰り
それでも私とひめは、敷地内のライトアップの演出を楽しみ、
いったん部屋に戻って、またお風呂にでかけ、
展望台にのぼりふたたびライトアップを楽しみ
ひめはもうすでに
「明日帰りたくないよう」 と
泣きました。
このごろ、お泊りするのもお風呂も大好きだけど、
「まあるいおうち だ~いすき」だそうで、
がんばって連れてきた甲斐があるってもんだけど、
まだ帰る段階ではないうちから泣くのは勘弁してほしいなぁと思うのでした。
ひめの書いたおとうちゃん
これもほんとは内緒だったけど
「こどもやからないしょなんてできひん」
だそうで、
「お父ちゃんの作品作ってるから、
まるいホテルに行くとき持ってくね」
と話してました
これにはお父ちゃんも感激
ひそかに涙したに違いありません
私も涙がでてきてしまうもの