お父ちゃんを連れ出し、南紀白浜とれとれヴィレッジへ | お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記

お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記

2011年4月お父ちゃんが肺がん宣告されました。
かわいい娘のためにも、前向きにがんばる家族の日記です。

結果的には痛みのピークで、かなりしんどかったけど、

夏休みの最後、そしてお父ちゃんの46歳のお誕生日

1泊2日外泊許可をもらって、南紀白浜とれとれヴィレッジへ行ってきました。


お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記-部屋
2~3ヶ月前に新聞の折込広告が入っていたこのドームハウス。

絶対ひめが喜びそうキラーンと思い。


海水浴でも兼ねて行けたらよかったのですが

お父ちゃんの体調が思わしくなく、

4thラインの1クールが終えてから・・・のつもりで、

8月末に予約しておきました。




でも結局入院は押せ押せで、

日にちをずらした結果、お父ちゃんのお誕生日をかねることに。

できることなら1クール終えて、少し痛みがおさまり、

食欲が復活しているところで行きたかったけど、

ひめの幼稚園のお休みの都合もあってaya



お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記-全体
もちろんひめは行く前からテンション矢印↑


朝いち、お父ちゃんを病院に迎えに行くと、

オキノームにオキシコンチン

痛み止めの座薬

そして、ベッド用のエアマットまで借りて

万全の体制・・・というか、かなり無理に連れ出した感じ。


コテージタイプなので、フロントからお部屋まで、

レストランからお部屋までの微妙な距離が、

今のお父ちゃんにはかなりつらかった涙


お父ちゃんはベッドでずっとうつらうつらすることになってしまったけど、

ドーム型なので音の響きがおもしろくて、

私とひめが出入りするたび、入り口から「行ってきま~す」「ただいま~」と声をかけると

奥で寝ているお父ちゃんの「いってらっしゃ~い」「おかえり~」がすぐそこに聞こえて。

お部屋の中でも十分に楽しめました。


ひめと私は敷地内の公園で遊んでひと汗かいて、お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記-遊具

併設の温泉「カタタの湯」へ。

しっとりする乳液のようなお風呂を楽しみました。


夕食は予約してあった「宝楽焼き」

お刺身の盛り合わせに天ぷら

ひめにはこれでもか!ってなくらいのお子様セット。


今の我が家3人で、とても食べつくせる量ではありません!!


しめくくりは、サプライズのはずだったバースデイケーキホールケーキ

「はずだった」というのは、

まずとれとれヴィレッジではケーキの用意がないため、

近くのケーキやさんに自分で電話オーダーしたものを

スタッフの方が取りに行ってくれるというスタイルだったため、

そのやりとりをひめが聞いていて、お父ちゃんにところどころしゃべってしまっていたこと。


そして、お父ちゃんの痛みがかなりきていて、食べられるだけ食べたところで、

マスオ 「先に部屋に戻っとくわ」となってしまったこと。


急いでスタッフの方にケーキを出してもらうようにお願いしたのですが、

しまいにはおなかいっぱいになったひめまで部屋に戻ると言い出し、

結局 サザエさん 「ケーキがくるからちょっと待っておくれよぅ」と言わざるを得ない状況に。


なんとか


♪ハッピバースデイ トゥーユー音符


はやったけど、お父ちゃんはろうそくの火だけ吹き消し、ケーキを食べることなく部屋に戻り、

寂しく残った半円のケーキを仕方なく部屋に持ち帰り下


それでも私とひめは、敷地内のライトアップの演出を楽しみ、

いったん部屋に戻って、またお風呂にでかけ、

展望台にのぼりふたたびライトアップを楽しみえへ


ひめはもうすでに

まるこ 「明日帰りたくないよう涙」 と

泣きました。


このごろ、お泊りするのもお風呂も大好きだけど、

まるこ 「まあるいおうち だ~いすきハート」だそうで、


がんばって連れてきた甲斐があるってもんだけど、

まだ帰る段階ではないうちから泣くのは勘弁してほしいなぁと思うのでした。



お父ちゃんがんばれ!肺がんに負けない家族の闘病日記-顔
ちなみにお父ちゃんへのお誕生日プレゼントプレゼント

ひめの書いたおとうちゃん


これもほんとは内緒だったけど

まるこ 「こどもやからないしょなんてできひん」


だそうで、


電話 「お父ちゃんの作品作ってるから、

まるいホテルに行くとき持ってくね」


と話してましたぇ


これにはお父ちゃんも感激おおっ

ひそかに涙したに違いありませんうるうる


私も涙がでてきてしまうものnamida☆☆