大阪マラソンに学ぶ(後半) | 裏ユーキャンパス

大阪マラソンに学ぶ(後半)

私は余裕を持って行動するのを、時間がもったいないと思うタイプなので、2月25日のレース当日も結局バタバタしたまま、脱いで預けて、はい出発!という感じに。

 

更衣室では、親切にも寒さ対策にどうぞとゴミ袋があったので、持参した袋と二重に被って雨と寒さ対策。

 

雨で足場が悪すぎて、渋滞が起きてしまったのが原因。靴下二重にしてよかったとつくづく思ったが、スタート前からシューズが濡れて、前途多難。

周辺の会話では、「コースが変わって導線が悪くなった」と文句を言っている方が多かった。

 

さて、いよいよスタート地点。

申請した過去のタイムでは、比較的早いブロックのスタートだったので、アンミカさんや芸人の方を手を振りながら、無事スタート。

ただ、雨が止んだと思って給水所でレインコート代わりのゴミ袋を捨ててしまったのが一つ目の失敗。

3万人も参加する大会は初めてだったのでペースが遅いと、序盤で無理して抜いていってしまったのが二つ目の失敗。

そして、雨がまた降りだしてずぶ濡れで随分足元が重いと思ったら、更衣室で脱ぐはずだった私服のパンツを履いたまま走っていたのが三つ目の失敗。

 

そんな訳でついに4時間を切れないタイムというのが30キロ前にわかってしまい、寒さで足がなかなか前に出ないまま、人生で2番目に辛いマラソン(一番は飛騨高山のウルトラマラソン)を終えた。

 

走りながら気になったのは、ゴミとマナー問題。

 

これだけの規模でレインコートもあると、かなり大量のゴミが出るが、ゴミ箱に捨てていないランナーが散見されたのが気になった。

中には道路脇にいるボランティアスタッフに向けて投げつけているランナーもいたり、ゼリーのゴミをコース上に捨てたり、問題になってないのかなぁと思ってしまった。

 

ちなみに1週間後東京マラソンに走った友人に聞くと、以前よりだいぶ改善されたということで、私も沿道で応援する側だとあまり気にならなかったので、そういうものなのかとも思ったりもした。

 

結局4時間を超えて、歩いたり休んだりしながら、なんとかゴール。

二重の手袋でもかじかんで手が冷たい。

着替えるにもズボンのまま走ってしまったので、天満橋駅の商店街で、大阪のおばちゃんが着るような洋服屋さんに入って、2000円で暖かズボンを購入。

 

ネットで見つけた温泉で蘇り、自分へのご褒美に予約した「東茶屋なかむら」へ。

店員の方も大将もとっても気さくに、カウンターの端に1人の私に話しかけてくださり、不本意な走り以上の労いになってしまった。

 

いずれ金沢の東茶屋で大将と一杯飲めたらななぁ。。