今晩は



今日は耕せにっぽん!愛知校の話です



実は
約1週間ほど前から
研修生の一人が逃げてます



理由は
研修を休んで 
その事で次の日怒られるのが嫌だから


これが理由です


彼は
怒られるのが怖い
殴られるかもしれない
など


様々な理由を
ご両親に伝えているそうです


基本
研修生は怒られない


もちろん
研修態度に問題があったり
嘘を付いたり
人に道に外れるような事をしたのなら
問答無用で怒られます


でも
今回のように
研修を休んだ
そんな理由で
彼が思ってるように怒られる事は
ありません


彼は
自分と他人の区別をつけず


社員が怒られてる姿を見て
自分もそうなる


それか


研修生の中でも
預ける側の親御さんたちが


殴る蹴るしてでも
なんとか
矯正 教育して欲しい
という形で預かる子もいるので


その子の姿を見て


自分もそうなる
思い込んで

その恐怖心から逃げ出した
という事です


そして
1週間ほど経った今日


彼のお母さんと話をしました


結果から言うと
お母さんは僕の考えを理解してもらいました


しかし
お父さんは


逃げてる彼に
もう愛知に戻らなくていい


そう伝えたから
戻すとなると
自分が嘘をつく事になり
自分が嫌われる
自分が恨まれる



その事に焦点を置いてるそうです



耕せにっぽん!愛知校のが始まって
様々な問題が起きます
   


その問題を活かすためにも


受け入れる時には
ご両親にいくつかの事を説明しますが


言葉で言うと最も簡単で


実際
最も難しいのが


親が覚悟を決める


これです


ほとんどの研修生は
親に泣きごとや恨み言を
慣れるまで
吐き続けます


それを聞く親の気持ちなんか
一切考えることもなく


ただ自分が被害者で
ただ親が加害者


都合の良い考え方です


自分が散々親に心配や迷惑をかけて
ずっと苦労しながらも
一生懸命生活を支えてくれてる親に対して


感謝のかの字もなく


自分を被害者にする


アホにも程がありますね


逆に
親が支えてはいるけど
支えすぎた親は
子供が社会的に自立できない
とか
学校生活でうまくやれない
などの
問題

という形で
子供からしっぺ返しを食らう


結論
どっちもどっちなんです


そんな中で
半ば強引にうちに連れてきた時点で


親は親で
覚悟しなければいけない

その覚悟を言葉にすると





“ 子供に嫌われる覚悟 “




これです

補足をするなら




“ 一時的に子供に嫌われる覚悟 “


なんです


子供は
甘やかせば甘やかすほど
親を利用する


そしてそれを
親は自分を必要としている
錯覚する


結果
ひきこもりやニート 不登校
という形になる


それを知り
その事を受け止めたからこそ


うちのような機関に預けに来る

にも関わらず


子供が逃げ出したり
泣き言ばかり言い出すと


また
甘やかそうとする


何故なら?


親自身が
自分の必要価値をわかってないから


もっと言うと
親の自己重要感が乾いているから


つまり
親が子供を利用して
自分の価値を見出そうとする


子供が苦しんでいると
その苦しみを取り上げ
自分が対処する事で


子供から感謝され
必要とされる


そのあまーい依存という毒を
どんどん与えてしまう


他にも
罪悪感からそうなるパターンや
自分の親への願望を
子供にぶつけるパターンなど


色んな形がありますが


自分では情が出てしまって
どうすることもできないから
僕たちに預ける


という
最も基本となる軸がずれる


ずれるという言い方を現実的に言うと


前の状態に戻る


子供が苦しいのが嫌なのではなく


苦しんでいる子供を見る
自分が苦しい


その苦しみに自分が耐えれないから


さっきの例えと一緒ですね


たとえ血を分けていても
自分以外は
自分以外の人間


である以上


相手の苦しみは
自分の苦しみではない


そこの目に見えない

自分と他人の間にある境界線を
ハッキリさせた上での

共感はとても必要


逆に
その境界線がない状態での共感は

共感ではなく依存


ここの部分をわかって欲しいと思います


あなたが今
目の前で苦しんでいるお子さんの
その苦しみを奪うと


その子はこれからの人生で
ずっとその苦しみから逃げます

誰かになんとかしようとしてもらおもうとする


親であるあなたは
もう知っているはずです


そこまで他人の世話を焼いてくれる人が
今の社会では
圧倒的に少ない事を


それを知っているから
子供に成長を求めている事を


逆に
さっき書いたように


他人でも
困ってる人がいたら
必ず助けてくれるような世の中であれば


あなたの子が
どんな状態であっても


あなたは
その事を問題視しないはず


知っているはずなのに
目を伏せる


見ないようにする


見ること 受け止めること 耐えることが
苦しいから。


何度も言いますね


その苦しみは
耐えてください


その苦しみを耐えるということを
あなたの子供は


親に裏切られた


そう取るでしょう


そう取ることこそが
あなたが
子供の苦しみを奪って来た証拠なんです


もうわかってくださいね


20年近く
30年近く
40年近く生きてきて


すぐに被害者になり
すぐに人のせいにし
すぐに人をあてにする


そんなあなたの子供を


半年や一年で
成長 変化させることなど


本来
神様でもできないようなことをだという事を


そんな無謀な事に
僕達は
本気で取り組むんです


その気持ちがわかってもらえるのなら


あなたも
本気になってください


これからの何十年苦しみ続けるよりも
この一年で
耐え切ろうとしたんだから


本気で耐えてください


子供だけの問題ではないんです


これは
親子の問題なんです


わかってる!
と言いたい事でしょう


わかってる!
と思われたのであれば


上に書いたように


耐える覚悟をしてください


あなたが耐えている時


僕達は
一生懸命
本人と向き合ってます


その事も
きちんとわかってください


僕達は
お金の為にこんな事をやっていません


世の中の為 日本の為なんて
大きな事を言うつもりもありません


僕達は
縁があった親子に
少しでも幸せになって欲しい


そして
苦しんできた子供達に
少しでも
生きる楽しさ

人生の意味や価値を見出して欲しい


ただそれだけです


このブログに
僕がここまで書いた事を
その覚悟を受け取ってください


わかってもらえると思って書いてます


伝わる事を祈ってます


そして
何年後かには
本人と
貴方達ご両親が
笑って
うちに遊びに来る事を
凄く楽しみにしています


彼女ができた!
結婚した!
子供ができた!
ジージ バーバ になった!


今の状態から考えたら
そんな夢みたいな事を
真剣に求めています


昨日入ったうちの研修生に
心無い大人が


“ 夢は叶えるものではなく 語るもの “


と言ったそうです


僕は
夢という言葉は好きではありません


でも世間的に言うのなら


僕は夢を叶えた人間です


だからこそ
さっき伝えた夢みたいな事を
真剣に願ってます   


だからこそ
時には怒鳴り
時には殴ります


今目に見えるものにとらわれず


今目に見えない未来を
見続けましょう


その為なら
僕達は
いくらでも力になります


この場で断言しときます


僕は貴方を裏切ることはありません


あるのは


貴方が僕を信用しなくなる事だけです


苦しくても辛くても


信じてみよう!
そう思った過去の自分を
信じ続けてください


その想いが
描く未来を現実に変えます


今日の文章が届く事を願い


ここで終わりにします





耕せにっぽん!愛知校
➿0120-02-0640



ありがとうございます!