こんばんは


2/3 僕はリュウガを連れ岡山の相談会に行きました


その日のブログに二つの予想を書きました


一つは的中


もう一つは


その直前に モチベーションどん底まで行ったりゅうがが


その落とし穴から 上がりきる。


それを予想しました。


あの日から次の日のヒッチハイクのスタートまで


リュウガはずっと僕と一緒にいました。


特に


落とし穴からの上がり方


なんてものは 一つも教えず


なんの指示をするわけでもなく


ただ 僕の側にいさせた。


次の日


恒例のヒッチハイクで帰らせる為に


ドラクエが好き
ゲームのドラゴンクエスト


という情報を元に


東野さんが ダンボールで


鎧 兜 そして 剣を作ってくれました。


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次の日の朝


リュウガと共に 岡山駅まで送ってもらっている最中に あいつは言い出しました


” ここから行こうかな? と迷ってる時点で 何か意味があるんですよね? ”


僕はこういう時のために


ちゃんと教えてあります。


” 迷ったらどうするんだった? ”


頭の良いあいつは即答します。


” 迷ったら やる ”


新見のインターの手前で


リュウガを降ろし 


戦闘モードに切り替えさせました。


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胸には 


ろと
これは ドラゴンクエストの中でも最強クラスの装備品の名前です。


そして 僕が作った盾には


” ルーラ使えません ”


ルーラとは
ゲーム内の呪文で 一度行った街に 一瞬で飛ぶことのできる呪文。


だから


” ルーラ使えません ”


僕が彼のことを知らずに もし遭遇したら


胸のろと を見て間違いなく聞きます。


” お前 ルーラ使えんの? ”


このやり取りを省くと共に


ドラクエを知っている人なら一発で


” あっ こいつヒッチハイクだ ”


とわかるようにするために書きました。


そして彼と別れ


二時間弱近く経った頃


僕は岡山駅に着きました


岡山駅に着くや否や電話がなり


番号を見ると 最後に 0110とありました。


” あっ やべーなこれ ”


岡山の番号だったので リュウガに何かあったと思い 恐る恐る電話に出ると


” 太田リュウガ君の保護者の方ですか? ”


はいそうです。


” あなたはいつもこんな事をさせてるんですか? ”


は? 何のことでしょう?


” いやね 変な人がいるって通報が入ってるんですよ ”


変な人とはリュウガの事ですか?


” えぇ そうです 何か変なもの着せてるでしょ? ”


いやいや あれは冒険に必要な装備です


” まぁ何かよくわからないけど 通報が入ってるんで 困るんですよねー ”


あぁそうなんですか で どうすればいいんです?


” いやー やめさせる事出来ませんか? ”


本人がやめたいって言ってるんですか?


” いーえ 本人は全部自分の選択だ と言ってるんです ”


そうですよね 彼が始めた冒険ですから。


” えぇ だからね 社長さんから辞めるように伝えることは難しいですか? ”


いやいや 難しいも何も 彼の人生で 彼の冒険ですから それを止めるような野暮なことはしませんよ。僕も勇者として。


” えっ?何ですか? ”


いやいや こっちの話なんで気にせんでください。


こんなやり取りをずっと繰り返して


結局 本人の意思だから。


という事で リュウガの冒険は続きました。


次の日である 2/4


リュウガは僕にラインでメッセージを伝えてきました。


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読んだまんま


またもや僕の予言的中です。


そうです


リュウガが覚えた呪文 リレミト


穴やダンジョンから脱出する呪文です


僕が岡山に連れていき


あいつに与えたかったもの


それは


自信 そして 安心


でした。


自分の声でハッキリと言える


” 俺もう大丈夫だ ”


という 自信であり安心


職質をしてきた警察官からも応援され


昔の自分と今の自分の違いも認識し


過去を活かそうとする自分を持てた。


これを成長と言わずして何というのか?


これこそが成長です。


リュウガが教えてくれましたね


” 苦しい時こそ動く事の大切さ ” を


僕ね


去年 僕と今までで一番長くいた元従業員の


津留忠義


に言われたんです。


津留が僕の目の前で人に聞かれてました


” お前にとって優ってどんな人間? ”


僕は彼の答えを聞いて


涙が止まりませんでした。


彼の答えはこうです


” 親よりも僕の事を信じてくれた人です ”


20年間 信じ続けて


本当に良かった。


そう 心から思えた瞬間でした。


僕はうちの若い奴らの


親だと自分で思ってます。


決して立派な親ではないけど


でもね


胸を張って言えるのは


” 俺は誰よりもお前らを信じてる ”


ってこと


リュウガもそう。


落ちても這い上がる事を信じてるし


這い上がった時に多くの事を学ぶのも


信じてる


僕に出来るのは


ただ単に


信じる事。


最近わかってきたんです


世間ではそれがいかに難しいとされているか


そして


いかに僕にとっては簡単か


この違いが。


僕は最初から


裏切られてもまた信じる


最後の最後まで信じる


と決めているだけ


他の人は


裏切るかな? 裏切られたら、、、


なんて事を前提として


その時にどうするか?を決めてない


ただこれだけの違いだって事が。


僕はね


誰になんて言われても


生き方は変えませんよ。


なんでか?


そういう自分が好きだから。


いつもこたえは


シンプル


好きか嫌いかなんて次元で


全然良い


僕はそんな風に思ってます。


今年に入ってもう 40数日


なんとかここまで続いてる中


いつも いいね!やコメントしてくれるみなさん


心から感謝してます。


頑張ろうと励みになります。


本当にありがとうございます!