こんばんわ
昨日は 久々に師匠とゆっくり飲んで話すことが出来ました。
あいかわらず 空気感が抜群で ここで言うから響く という
間の使い方も抜群でした。
二人で日本酒を飲みあい おいしいお酒でした。
昔ほど 緊張しなくなったものの 酒をついでもらえるだけで
凄くうれしく感じる僕は もしかしたら・・・? なんて
頭によぎってしまう位 あの人の事が大好きだと 実感します。
僕はよく 『 どうして弟子になろうと思ったんですか? 』 と
聞かれます。 僕の答えは 『 惚れたからです 』
これしか言いません。
でも 正直 僕は師匠と一緒で 行き当たりバッチリ なので
弟子になる理由なんて 後からついてくるわ みたいな感覚も
ありました。
昨日 師匠と話しをしていて 凄く感じたのが
師匠の発する言葉を聴いて なるほど とか そんな風に考えた事
なかった。 とか いろんな感想をよく聞きます。
でも 僕がいつも思っているのは
どうして 今 この言葉を選んだんだろう?
どうして この人に この言葉を言おうと思ったんだろう?
そんな事をよく思います。
だからって言っちゃうと おこがましいんですが
師匠のちょっとした 言葉とか 行動が とても嬉しく感じます。
例えば
師匠と飯を食いに行くと ほぼ 僕がお金を払います。
その都度 別れ際に師匠は ごちそうさまでした。 と
僕に頭を下げます。
僕は その姿をみて いつも笑います。
弟子に頭を下げる 師匠 その姿が面白くて笑ってしまいます。
これを何回か繰り返すと
師匠は ことある度に わざと 何かを言います。
おちょこに日本酒を注ぐと 『 あっ どうも 』 とか
灰皿を交換したりすると 『 あっ すいません 』 とか
いちいち 僕をわらかします。
こないだ また同じ状況になって
何人かで 店を出たとき
『 あっ ごちそうさまでした 』 と言って 僕はまた笑いました。
すると 間髪いれずに 『 なっ こいつ 俺が頭を下げると笑うねん 』
と 他の人に言います。
そうです 僕をわらかそうと わざと言ってくれているんです。
そして とどめの一言が
『 そんな笑顔で 毎日会社に行けたらいいのになぁ 』
僕は あの人から こういう瞬間に学びを得ています。
あの人は 人に何かアドバイスをするときに 絶対と言っていいほど
断言しません。 聞く側が 聞けるように 聞く側が
自ら選択できるような言い方をします。
そして 師匠の思惑通り 僕が頭の中で
” そうだよなぁ 俺ももっと笑顔で居た方が 若い衆もきっと
もっと 仕事がやりやすくなるんだろうなぁ ” なんて
思っている瞬間に
『 お前はなぁ 若い頃の 田端さん(師匠の師匠)にそっくりや
だから そのまんまで行けばええで 』 と言います。
僕はもう ” 参りました! ” というような感覚になります。
今日 テーマにしたように
師匠のこういう 空気感や間、言葉の選び方や、選択肢の与え方
こういった 対人力は まさに 絶妙です。
僕からしたら 学びの宝庫です。
中村文昭と接する人は 今回の話のように
中村文昭の立場に立って 話を聞いてみると
より あの人の凄さ 深さが わかりやすいとおもいます。
さっきの師匠の言葉のあと
師匠はこう続けました。
『 田端さんにもな 昔 師匠がおったんやで でもな 田端さんが
その師匠を抜いてまったんやわ それでな 田端さんは
また 違う師匠をみつけたんやで 』
僕は この言葉を聞いたときに
喉まで 『 僕は そんな事はありません 』 と 出掛かりました
でも
それを言ったら 格好悪いから やめました。
なぜなら 言うだけは 誰でも出来るし
僕が安い言葉を発して あの人の価値を下げてしまうなんて事は
僕の中では これ以上ないくらい 野暮なんで
これからの人生を通りして さっき思ったことを
実践していこうと思いました。