おはようございます



五月に おじさん と ふとし というタイトルのブログを書きました。



まずは これをそれを読んでください。



http://ameblo.jp/youbuzz/entry-11521968056.html





あれから 一ヶ月ちょっと 




今ふとしは 人生の迷路の中にいます。




なにかと言うと




あのブログを書いた日から 僕とふとしは




交換日記をしました。




その交換日記の中で あいつがやると決めたこと




毎朝の声だし




身だしなみを整え 部屋をきれいにする




そして 本を読む




この三つです。




声だしは やったりやらなかったり




その理由は 忘れてました とか 言い出せなかった とか




身だしなみと 部屋の掃除




これは まだそこまではきれいじゃないです とか




やれませんでした とか




出来ない理由を いつも 言っていました。




そして うちの若い衆が 人生の壁にぶつかると




僕が必ず読ませる本があります。




それは




美恵姉さんの ” 私が一番受けたいココロの授業 ”




という本です。




この本を読んで 彼のノートに書いてあった感想は




” 素直になります ”




という言葉でした。




僕が 彼に一番必要だと感じていたことは




自分を出す という事でした。




だから 三つの約束を出来なかったときに




僕から 聞くのではなく 自分から言って来い と




何度も彼に言いました。




朝 僕が会社に行くと 僕の机にノートが置いていない日が




何度もありました。




そして 彼からの連絡を 夕方まで待ちます




何度言っても 連絡はありませんでした。




その都度 僕は 怒りました。




それは 僕にとって 自分から言う という事が必要だと思ったから。




彼にとっては どうだったのか?




彼は 約10日前に 会社から姿を消しました。




僕たちの業界では 何の連絡もなしにいきなりいなくなることを




” 飛ぶ ” と言います。




彼は 給料日後で 自動車学校へ行くための貯金もあり




50万円くらいもって 飛びました。




一日待って 何の連絡もないので




二日目に 彼の実家である 宮崎に行き




ご両親に 話をしにいきました。




左官職人の 寡黙なお父さんに 僕はこう話をしました。




『 僕は同じ男として 道に外れるようなことを させるわけにはいきません。




最終的には 親に頼るしかないので 




お父さん




連絡があったら 僕に連絡するように 伝えてください。




こうなったのは すべて僕の責任です。 だから 




僕自身に けじめをつけるためにも お願いします。 




そして ふとしが帰ってきたら この手紙を渡してください 。 』




と伝えました。




お父さんは 『 わかりました 』 とだけ言い




僕は帰ることになりました。




お世辞にも 裕福そうではない そのふとしの実家を出るとき




お父さんは 僕に紙袋を渡してくれました。




その紙袋を覗くと 竹の子の小さいのが入っていました。




視線を紙袋から お父さんに向けると




お父さんは




『 まだ時期じゃないから 朝からとっても これだけしか




取れませんでした。 ちょっと炙って食べると 酒のつまみに




おいしいから どうぞ 食べてください。




ふとしの事を お願いします。 




わざわざ こんなところまで ありがとうございました。 』




と言いながら 




目には いっぱいの涙が 溜まっていました。




帰りの空港までの道のり 




ふとしのお姉さんが送ってくれました。




車中で お姉さんが僕に言った一言




『 ああ見えて うちの父が 一番心配してるんですよ 』




僕は お父さんお母さんの涙 そして お姉さんからの一言




肩にずしっと 錘がのったような感覚でした。




あれから10日後の 昨日の夜




お父さんから電話が鳴りました。




『 ふとしから 電話がありました。 原付で移動しながら




貯金を全部使ってしまい 助けてくれと 電話がありました。 』




僕は 『 はい。 それで お父さんはなんていったんですか? 』




と聞くと




『 まずは 氷室社長に連絡をしろ そうじゃないと お父さんは




助けれんぞ 』 と言ったそうです。




お父さんは 誰よりも心配し すぐにでも助けに行ってあげたい




はずなのに 僕との約束を守ってくれました。




あれから12時間が経ち ふとしから電話はありません。




最初に書きました。




彼は 人生の迷路に居る。




出口という 扉は 彼の目の前にある




扉を開けるかどうかは 彼次第。




僕は好き好んで 前科者や いわゆる なんともならないと言われる




そういう人間を 会社に受け入れます。




だから こういうことは 今まで何度もありました。




だからこそ はっきりとわかっているのは




ふとしが 僕に勇気を振り絞って電話をかけた瞬間に




彼の人生は大きく動き出す という事です。




想いは伝わるから 書きます。




” ふとし




今 この瞬間 今 この瞬間こそが 




選択の時 だぞ!




自分を信じろ! 自分の人生を信じろ!




信じるとは 人に言う と書く。




俺に全部をぶつけて来い! ”



















最後まで読んでくれて ありがとうございました。




僕は引き寄せの法則を信じている人間です。




ここまで読んでくれた人に お願いがあります。




一瞬でいいから ふとしの事を 願ってあげてください。




彼に勇気を送ってあげてください。




お願いします。