こんばんわ 昨日は



ひであき 23歳の誕生日と 直也のお帰り会をやりました。



まず 直也は 記事にも書いたんですが



お遍路をやりぬきました。



単なる会社の飲み会で やるか?っていう流れの中



勢いで 出発して 見事 1か月と14日で帰ってきました。



お遍路の最後は 和歌山の高野山で結願となるそうで



僕は 和歌山に迎えに行ってきました。



世界遺産になるだけあって 空気が違います。



樹齢 500~600年の 大木が あたり一面あるのです



その大木の 皮に触ると なんとも落ち着くような感覚にさせられます



信長や秀吉 光秀や結城秀康 本田忠勝 武田信玄 上杉謙信などなど



僕の好きな戦国時代の 武将のお墓も たくさんあり



さすが 世界遺産 と 圧巻でした。



30m位の木々が立ち並ぶ中 



直径 3m位の木が 地面から50cm位のところで 



折れていて その中心から 新たな 直径10cm位の



新たな幹が生えていました。



これを見たとき 僕は



「 人間って小さいんだな 」 と独り言をつぶやいていました。



生命の神秘とでも言いたくなる様な 光景でした。



僕は 直也がやりきることは 心から信じてました。



あいつは 頑固で 要領はよくないけど



言ったことはやるやつです。



昨日 彼に お前がやったことは すごい事なんだぞ と 話をしました。



その意味は これから 彼の次に行く人や



彼と触れ合っていく人が 日に日に感じていくと思います。



彼が 今回の経験を人生の糧とし 



より良い人生を送ることを 望みます。



 次に ヒデアキの誕生日会です



かれは 在日中国人の 23歳です。



言葉が軽く 悪気はないんですが 相手を逆なですることがよくあります



気は優しいやつです。



プライドが高いのか 負けず嫌いなのか



ちょっと 叱られると 目の周りを真っ赤にして



すぐ 顔に出ます。



こいつは 入社してから 僕と 3~4か月 ずっと一緒にいました。



ほぼ 僕の付き人のような感じです。



僕が伝えたかったことを 彼なりに少しづつ つかんでいたと思います。



イメージでいうなら パズルの枠と パーツはある



あとは 組み合わせるだけ そんな状態です。



その組み合わせに必要な事は 経験です。



直也がお遍路に言っていたこともあり



その間 直也の代わりに 現場管理の仕事をさせていました。



明日からは 入社した時にやりたいと言っていた 営業マンとしての



日々が始まります。



営業は管理と違って 待っていても お客さんは必要としてくれません



まずは 自分を売る作業から始まり 



その作業の中で お客さんに 育ててもらい



相手の中での 存在価値を高め 信用を積み



見積もりをもらい 交渉して  うちあわせ 契約 着工 現場まわり



完了確認 書類整理 現場の職人へのねぎらい



お客さんへのアプローチ そして また見積もりをもらいという作業の



繰り返しです。



この繰り返しは 書いた通り あくまで単なる作業です。



でも この作業に満足する営業マンがどれだけ多い事か



ラーメン屋に行って ラーメン頼んで うどんが出てくることはありません。



ラーメン屋が ラーメン作るのは 作業です。



営業マンが 営業活動するのは 作業です。



そのそれぞれの職種の中の作業は いったい何の為にするのか?



ここの違いが 結果の違いを生みます。



これは 間違いありません。



作業に満足していけないというわけではありません。



適度な満足は必要だと思います。



過度の満足は 次の失態をうみます。



失態は 不満足を生む



不満足は 愚痴を生み 



そのコップにたまった愚痴が コップに入りきらなくなると



外的要因 つまり 他の人の コップに入れようとします。



僕が思う 一番良い 順番は まず 行動する



次に 結果に適度な満足を感じる その満足から 次のステップへの活力を生む



その活力から 最良の結果を出す。



その結果から 一人じゃないことを知り 感謝を知る



感謝を知り 人を思いやる心を養い 仲間を増やす



その仲間が 自分の為に 協力し



自分の 一つの行動が 二倍 三倍の効果を生む



そして さらに 感謝し その人たちを思いやり



また 4倍 5倍の 結果を生む



これが 良いスパイラルです。



あくまで 僕流ですが たぶん間違いないと思ってます。



つまり いつなんどきも プロとして



人にベクトルを向けるときは 感謝のベクトルで



自分にベクトルを向けるときは



満足と反省のバランスを保つこと。



できる できんの問題ではなく



氷室建設の営業マンは そうであってほしいと思います。



僕なりの 営業方法を 書いてみました。



ヒデアキがこれを見るかはわかりませんが



あいつが この記事を見るときが来るなら



その時は あいつにとっては 必然でしょう。



とにかく 彼にとって 険しい道の第一歩となるので



見守ってあげたいと思います。