こんばんわ 今日は保護観察所で



SSTという トレーニングに行ってきました。



社会技能を身に付けるという トレーニングです。



参加者は 僕の先生と 僕と 犯罪を犯した人6人と



新米保護司 6人です。(うちベテラン1人)



社会技能を身に付けるために ロールプレイングをします



今日は 45歳の方の 面接のロープレでした。



僕は 前もって先生に 行動に焦点を置いて



良いところを見てください と 言われていたので



基本軸を そこに置いて 参加していました。



設定は 僕も カウンセラーという設定です



ですが 観察所は 知ってる人がいるので



開始前はカウンセラーという設定から



あっという間に 心理学を勉強している人になりました。



で、 人間関係とかで 困ることについて ロープレをしましょうと



すると 45歳のおじさんが 面接に困るということで



模擬面接に至るという経緯です。



一回目は 保護司の方が 面接官



終わり次第 みんなで その方の良かったところを言います。



二回目は 僕が 面接官



一回目を踏まえた 質問に その方は 一生懸命でした。



前科者が 必ず聞かれるという 



空白の時間について 僕がきくと



その方は 言葉につまりながらも 話をしました。



模擬面接が終わり 先生が 良くなったところを言ってください



と言います。 僕を含めて何人かが 意見を言います。



もちろん 肯定的な スタンスです。



すると 他のロープレをしていない人たちが



ここぞとばかりに 親切半分で 指摘してきます。



最初は アドバイスのつもりが 長くなると



自慢になり そのあと 説教になっていました。



すかさず 先生が 明るく 仲裁に入ります。



その45歳の方は 困った顔でおどおどしていました。



まったく参加していない人 奥手で意見を言えない人



非難ばっかりする人 かまって欲しいのか横やりばっかり入れる人



色んな人がいました。



そんな環境の中 先生は見事にやり切ります。



これは 肯定的なパラダイムが根付いているからだと思います。



逆に 僕に根付いているのは 否定的なパラダイム



いかに自分が否定的な物事の見方をしているか



良くわかる経験となりました。



保護司の代表みたいな人も



僕が 協力雇用主になっていることもあって



良い人がいたら 声かけてください みたいなことは言うんですが



言葉の節々に 「 あれ 」 とか 「 あいつ 」 とか 「 これ 」



とか言います。



なんだこいつは?って感じでした。



挙句の果てに 僕が突っ込むと 私は今年からなんで と言います。



非言語的に 彼らに伝わることが わからないんでしょう。



人は人といると 非言語的に伝わるものがあります



それは 肯定的な部分が多いそうです。



人は人といないと 非言語的に伝わるものが



否定的になるそうです。



僕のブログもそうですが 否定的なことを書いたら



すごい指摘を受けました。



これは 僕が否定的なスタンスでいるから 否定的に伝わって



否定的な指摘になる。



でも 僕は正直でありたいと思います。



指摘されたことは 納得したら改善して受け入れて



そうじゃないときは 受け止めて終わります。



僕は 出会う人みんなと仲間になれたらいいなと 思いますが



自分を曲げるつもりはありません。



単純に 否定すると 敵が増えて



肯定すると 味方が増える



無理にするつもりはないんですが



肯定的なものの見方が いかに難しいかよくわかった 一日でした。