先日 ブログで何かできることはないか



ということで 考えていたら



翌日 会社に東海テレビ スーパーニュースから



問い合わせがあり



遺族の方たちが 事の原因を知りたがっている



ということで 取材を受けました



約一時間の取材の中で



僕ができうる限りの 情報や知識を提供してきました。



ニュースを見てくれた人は どう見えたんでしょうか



僕自身はプロとして この度の事故は



非常にレベルの低い事故だと認識しています。



倒れた壁の倒壊措置をとっていなかったこと



事前の工程で建物の強度を 認識し



それに対しての 工程を組んでいないこと



エレベーターホールの解体の際に



視野が狭くなり 即座に対応しようとしなかったこと



原因はいろいろあります。



その中で 僕自身が現場責任者であったなら



今回の事故対応で決定的に違ってくるのが



倒壊後に 即座に 倒れた壁を引き戻さなかったことです



人がはさまれていたことが



わかっていたとしても わからなかったとしても



倒壊した壁が直接当たることはなく



現実的に 外壁に対して 作ってある 建物養生が



直接当たったはずです



だとするならば 鉄骨が直接突き刺さるようなことは



ないはずなので すぐに引き上げていたら



万が一 助かったかもしれない



倒壊したときに 重機のオペレーター 



または 現場責任者は 一体何を優先したのか?



僕にはわかりません



今回の事が二度とないように



僕の会社でも 手を打って さらに 意識の向上を



目指していきたいと思います



川瀬さん ご冥福をお祈りいたします。