どーも
久しぶりの投稿です。この度、スマホの音ゲー「BanG Dream!/バンドリ!」から派生した、劇中バンドの担当女性声優によるリアルバンド「Morfonica」のライブを見に行きました。映画館でのライブビューイング（以下LV）です。
今年の4月からこのバンドリ!にドハマりしているのです…。リアルバンドは所謂声優オタク界隈を中心に、アリーナ規模でのライブを展開するほどの人気。今回は声優によるリアルバンド計4バンドの紹介と個人的見解を（敬称略です）。
実質の主人公を擁するバンド、全ての始まり。いわゆるガールズバンドらしい楽曲で、"キラキラドキドキ"がテーマだけど、個人的に印象的なのは陰や哀愁を感じられる楽曲群。"エモい"ってやつです。
Vo.は結構癖が強く好みではないのだけど、ライブでの主人公とのシンクロ率は非常にレベルが高いと思う。中の人が暴走しがち。
～Roselia～
劇中では実力派バンドとしてデビュー済、ポピパと対極なシンフォニックメタル(風)バンド。カバーもしてるだけあって水樹奈々的なイメージ。中には高速ツーバスを踏む楽曲もあり、初心者から始めた女性声優がDr.歴3～4年で叩きこなすのだから頭が下がる。Vo.は力強いハイトーンに圧倒される反面、情緒的なメリハリに欠けるのが惜しい。それ以上にGt.が…リードプレイがもう少し流暢であれば格段に良くなるのだけど…本当に応援してるし頑張ってほしい。
楽曲や劇中のストーリーがアツくライブも素晴らしいので、多分一番人気があるんじゃないかな？チケットの捌き具合から見るに。楽曲そのものは好きだし声質も好き。中の人が暴走しがち。
～RAISE A SUILEN（RAS）～
天才プロデューサー兼DJ（しかも唯一の中学生）が立ち上げた最強バンド。音楽的にはラップが入ったデジロック/ラウドロック、リアルバンドは劇中の設定と何ら違わぬハイクオリティさ。それもそのはず、Vo.とDr.はプロから逆輸入、Gt.は声優ながらESP音楽専門学校出身で速弾きもこなし、KeyとDJは一般の女性声優ながらテクニカルと、全く隙が無い。
声の圧や楽曲の密度の濃い楽曲が好みではないのだけど、ガチすぎてもはや純粋なラウドロックとして楽しく見れる。多くの大型フェスにも出演するなどバンドリの枠を飛び越えて活躍中。DJの人がヤバいやつ。
そして、私の推し。
～Morfonica（モニカ）～
劇中では唯一メンバー全員がお嬢様学校の高校1年生で、唯一バイオリニストを擁する少し異色のバンド。ケルト音楽を思わせる優雅なVn.とハードなGt.が特徴的なシンフォニックロックかな。メタル的ではなくV系にも通ずる幻想的世界と、可愛くも力強い声質と楽曲がとても好み。Vo.が中二病設定なお陰か、V系ファンとの親和性も高いと思う、実際シドとJanneのカバーがあるし。個人的にはNIGHTMAREに通づるドラマチックさを節々に感じる。実際はRoselia聴いてる人が多いけど。
キャラ的にはガチのネガティブ思考と超現実的・実力主義者がおり、ぶつかり合いながらもがきながら、互いに成長していくストーリーが中心。"Metamorphose"と"Symphonic"を掛け合わせたバンド名が表すように、「変わりたい」願望や、違う人間同士が交わり合って絆を深めるといった歌詞が多くて、ストーリーも泣ける。登場から2年を経過してようやく明るい方向にはなってきてる、はず。
リアルバンドとしても一番若手ながらRAＳと同じくプロを逆輸入。Dr.担当ははポピパ・Roseliaのドラム講師mika、Vn.担当は美しすぎるバイオリニストとして有名なAyasaと、バンドの根幹は既に最強。
Gt.、Baはほぼほぼ初心者スタートのためプレイは甘いものの、キャラクターとリンクしたパフォーマンスは見応え十分で、演奏力もライブの度成長中。
なんといってもVo.の進藤あまねは結成時点でキャラと同じく高校1年生という若さ。がっつりオタクでいちバンドリファンだった学生が、ボーカルとしてデビューするというシンデレラストーリー。キャリアなしの抜擢を良く思わない層から誹謗中傷があったらしいけど（本当に許せん）、誰よりも成長著しく、今では頼もしさすら感じるパフォーマンス。とは言えまだ歌が不安定なのは事実、その成長を見守ることもまた楽しい（またファン歴半年未満だけど）。低めな地声ながら声質は甘く非常に魅力的。
そして何よりリアルバンドの顔の良さがすごい。バンドリキャストは多分色んな思惑で綺麗どころの声優を揃えているんですが、モニカは平均レベルが本当に高い。唯一進藤あまねの身長を除けば、みんなキャラが近いのだよね。
続いてはバンドリにハマったキッカケでも。
～キッカケその１ 工藤晴香～
大きく言うと三段階あって、まずはRoseliaのGt.工藤春香。10年くらい前、テイルズのCVで存在を知りました。顔と声が可愛かったので。
去年の夏、ラルク目的でGiGSを買ったところ、Roselia表紙・工藤晴香ソロ特集があって。そこでギターやっているのを知り動画を見たのですが。去年の段階では「ドラム凄いな～」程度で終わり。
～キッカケその2 Ayasa～
ネット界隈でがっつり認知される前、大好きなDIR EN GREYのDIEのソロプロジェクト「DECAYS」に2016年ごろ参加していたことで存在を知りました。楽曲や声も大好きなのですが、バイオリンの凄まじいフレーズと顔の美しさが強烈で。流動的なバンドメンバーなのが本当に悲しい。
GiGSと同じく去年の夏、バンドリのリアルライブを紹介する地上波番組がやっており、丁度Morfonicaとして演奏する彼女の姿が。楽曲やメンバーの姿に見惚れたものの、ゲームをDLするのが面倒でそこまでハマらず。
～きっかけその3 直田姫奈～
そして今年の4月、ふとしたキッカケでアニメ「その着せ替え人形は恋をする」の1話を鑑賞、これは！と思い既刊すべて読破、アニメも全て見終え、直田姫奈を調べてみるとなんとMorfonicaでギターを弾いているではないかと。そして可愛い。YouTubeでの特集を見てあれよあれよとゲームもDL、一気にハマってしまいましたとさ。
～結局のところ～
ゲームも現在進行形でハマってますし、リアルバンドではない他の3バンドも大好きだし、バンドリめっちゃハマってますと。絵も可愛いしストーリーも泣ける。決してたかがアニメコンテンツだろとか、たかが声優のバンドだろとかって侮るべからず。何より曲が良い。本職ではない分、演奏の拙さは一部あるものの、ライブも素晴らしい。
そんな中でも、Morfonicaは性癖に刺さりまくっているのです。
次回、やっとこさモニカのライブレポです。