ロッキンレポ(8/3) | 夕暮れビジュアル鑑賞会

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 いやー、ロッキンフェス終わりました。結論から言います。

 最高。

 最高気温35℃という恐ろしい状況の中、適度に酒と水分を取りつつ楽しみました。雨も降らず、陽射し自体も焼けるような痛さはなかったですね。まあ日焼け止め塗りたくってレギンス装備というのもプラスに働いていた気がします。

 では初のライブレポでもしていこうかと。

 

 

 

ゆず

 ライブ映像すら見たことないので意外でしたが、バンドなしのアコギ2本のみでのステージ。開始10分後ぐらいにステージ到着、後ろの方で見ていたのですが、もちろん歌は言わずもがな素晴らしく。簡単なダンスをみんなで一緒にやったり、MCも面白くて、一体感あるパワフルなステージ。誰もが知ってる「夏色」で最高潮に、ラストの「栄光の架橋」では大合唱。雲一つない青空に似合うステージでした。

 MCで初めての人を挙手させてましたが、一番大きいステージというのもあって半数以上が手を挙げてたんじゃないかな?未だ元気いっぱいで若々しいステージングをしつつ、初見の人でも楽しめるエンタメ精神は貫禄十分でした。うーん、行ってみて本当に良かった。

 

 

 

LiSA

 金爆は諦めてご飯タイム(ステーキ丼おいしかった~)を経て、2番目に大きいステージでLiSAを鑑賞、こちらもステージ下手後方で。日陰のあるスペースでゆったりとみることができました。非常にキャッチ―なロックが基本なので盛り上がりますし、とにかくLiSAのエロ可愛さが満点で良かったですね。顔見知りの後輩が作曲した「Psychedelic Drive」も生で聴けて良かったな。懸念していた民度の低さも今回は全く感じず、楽しめました。

 

 

~休憩~

 LiSAは5曲程で撤退、ASH DA HERO見ようと思ったのですが、友人とタバコ休憩。というか頭痛がしていてしんどかったんですよね。熱中症気味だったのかもしれないですが、すでにアルコール2杯入っていたのと昨夜の酒が残っていたせいもあるかも(笑)。少しだけ175Rを座って見て(懐かしい!かっこよかった!)小さめのテントステージへ移動。

 


 

 

DEZERT

 さて、本命の一つ、DEZERTです。会場は最大で300人くらい?のテント、やはりですが黒いTシャツを着た女の子たちが沢山、年齢層も若くて、スポーティな髪形のアラサーリーマン的には微妙に居づらかったです(笑)。開園20分前くらいでも人は埋まっておらず、上手の3列目ぐらい非常に近い位置を確保。ギターの前というのもあって男の子もちらほらいましたね。

 

 スタッフが機材チェックを終えた後、まさかの本人登場の公開リハ、NIRVANAの超有名曲を少しプレイし会場を温めます。この頃にはある程度会場も埋まっていましたが、それでも隣の人と全く触れずに盛り上がれるほど余裕はあり。見やすくていいですけど。

 

 「Call of Rescue」からライブスタート、少し意外。割とバンギャちゃん達が大人しくてちょっと空気読んじゃったんですが、勝手にこぶし上げたりもっと盛り上がっとけばよかったな。

 2曲目は「蝶々」、こちらは飛び跳ねて大盛り上がり。凄いキモイこと言いますけど、ジャンプしながら超笑顔で歌を口ずさみながらMiyako見てたんですよ、僕が(笑)。そしたらMiyakoがこっちの方見てニコーっとしたのをよく覚えてますね。絶対オレ見てたわけじゃないですけど(笑)、おっさんも楽しんでんなーぐらい思ってくれてたらいいな。

 3曲目は待ってましたの「「変態」」、今回唯一V系色強く、1番好きって位気に入ってる曲なのでテンションが上がる!!!「へんたーい」の大合唱にもしっかりと参加し、今回初のヘドバンも楽しかった~。バンギャちゃん達の髪を振り乱す姿が頼もしい。

 フェスと言えば夕暮れのイメージ的なMCから、4曲目「オレンジの詩」。続くMCでは「ロッキンなんてと思ってたけど、次はもっと大きい会場で、一番でかいとまで登ってやる」的な、千秋らしく毒づいたりしながらも前向きな言葉に胸が熱くなる。

 こちらも励まされるようなMCからラスト「TODAY」、今回のセットリストでも特にメッセージ性が高い楽曲。素直に感動したよ。この曲の頃には周りは気にせず、心の昂りそのままにこぶしを挙げてしまいました。

 

 初めてのDEZERTでしたが、本当に見れて良かったです。Miyakoのシャツ全面に汗が染み出すほどの暑さの中、それ以上に熱いパフォーマンス。邦ロック寄りの楽曲が多くて、曲だけ取り出したら全然他のアーティストと遜色ないですが、知名度的にも会場的にも(入り口付近でほかのステージから少し遠い)そこまで多くの人が見ていたわけではないのが残念ではある。今かなり応援してるバンドなので、来年はもう一つ上の会場で、いろんな人に見てもらいたい。ワンマンもいきたいなあ。

 

 

Plastic Tree

 DEZERTが完全に捌けた後、急いで少し離れた会場へダッシュ、大大大本命のプラへ。開園30分ほど前に到着し、また上手3列目ほどを確保。というかそこまでしか人がおらず寂しい感じ。森に囲まれた会場なのですが、ステージとメインの客席は全く日陰がなく直射日光ですさまじく熱い…さすがに体調が心配になりましたが何とか耐える。

 定刻でメンバーが登場し、もうテンション上がりまくりです。タンクトップ姿のアキラのがっつり入った刺青のインパクトたるや(笑)。刈り上げも気合入っててパッと見完全にラウドロックの人。ほかのメンバーも割とラフでゆったりとした服装。

 

 1曲目は「梟」、わりとフェスでは定番ですね。待ち望んでたプラサウンドにただただ感激。アキラの鋭いギターサウンドに酔いしれ、竜太郎の声もしっかりと聴けた。

 2曲目は「テトリス」、期待はしてましたが本当にやってくれた!!ファンが一体となってこぶしを振り上げ頭を振って既にMAX状態。しかしアルコールによる頭痛が(笑)。メンバー全員前に出てきて気持ちよさそうだった。

 どのタイミングか忘れましたが、あまりの暑さに制汗スプレーを振る竜太郎、俺にもくれとアピールするアキラに振ってあげるのですが、胸あたりに長時間当ててたのが面白かった(笑)。

 3曲目は新曲の「潜像」、シンプルなロックナンバーだけど、それだけにライブ初演奏でも乗りやすかった。少しシングルとしてはメロディ弱いかなあという印象。

 4曲目は予想通り「メランコリック」!!僕も力の限り声を出してメンバーについていきました、楽しい!!

 観覧所が見えるというMCから、もしかして「リプレイ」か?と期待したのですが、ラスト「リプレイ」やってくれました。もう本当に大好きすぎる曲なのでまじで感激です。この曲だけで今回のフェスに来てよかったと思えるほど。

 

 いやーもう、初めてのプラ、最高過ぎたよ。本当に真っ白にその場を楽しみすぎてあまり覚えてない。というか、映像で見るプラそのもの過ぎて、特段説明するところがない(笑)。アキラかっこよかったなあ、めちゃくちゃ名前叫んじゃったよ。

 少しだけ残念なのが、僕が見た中では会場に対しての人入りが今回一番少なかったんじゃないかな…半分も埋まってたのかなあ。あまりにも陽が暑かったので、その周りの日陰でしっかりと楽しんでいる人もいたかもしれないですけどね。

 来年もプラが来てくれたら絶対に行くよ。その前にワンマン行かなきゃだ!

 

 

KICK THE CAN CREW

 プラ終わりで何曲か終わっていましたが、KICKも見れました。後半ほとんどシングルベストといった内容でしたが、乗りやすくて楽しかった。もう僕が小学生の時から体に歌詞も音も染みついているので、一番後ろのPAブースあたりではしゃいでました(笑)。

 

 

 

HYDE

 KICK終わりのお客さんが出るのを待ちつつも前へ。ステージ前列から5列目ぐらいという素晴らしい位置で見れました。さすがにかなりお客さんいましたが、それでも押し合うことなく適度に腕も振りやすい込み具合。当たり前ですが女の人が多くて、背の高くない僕でも見やすかった(笑)。2番目に大きい会場のトリの時間帯、日も落ちてきて風も少しあって気持ちが良い。かなり後ろの方も横の方にも人がいて、1万人くらいいたんじゃないかな、流石。

 

 定刻でHYDE登場!僕もバンギャちゃんたちに負けじと声を張り上げました。ラウド系でありつつもしっかりとメロディの立った曲で会場を盛り上げる。ぶっちゃけ最近でたアルバム1回だけしか聴かずに来てしまったのですよね…シンガロングする場面も多く若干の後悔(移動中プラばっか聴いてました)。

 それでもめちゃくちゃ楽しかったですけどね。途中NANAで有名な「GLAMOROUS SKY」でブチ上がりました!まさに世代なもので(笑)。これはマジ良かった。

 HYDE自身も実に楽しそうで、スタッフに苦い顔されるくらい(笑)奔放なステージングでこちらも盛り上がる。

 トリというのもあってアンコールがかかり、なんとTHE ORAL CIGARETTESのボーカル山中拓也が登場、「HONEY」で最高潮の最高潮の盛り上がりを見せます。もうみんな大声で歌って叫んで楽しかった~。

 

  この前のMCでhydeが「もっとぐちゃぐちゃなのを期待してた」なんて煽るもんだからモッシュが発生し更に前に行けたのですが、6~7歳くらいの男の子も前の方におり、そのお母さんが必死に守ろうとしてました、どうなったのだろうなあ。スタンディングで前方に出るのはリスクも伴うけどそれは自己責任、怪我無く楽しんでくれたことを祈るばかり。ママも安全面には気を付けてあげなきゃね、普段のライブとはまた違うのだし。

 

  ラストの「ORDINARY WORLD」で穏やかに、美しくエンディング。ハイトーンボイスが大空に響き渡りました。

 

~おわりに~

 初参戦のロックインジャパンフェス、最高でした。まず、プラ、DEZERT、HYDEが同日なのが良かったし、時間帯の被りもなく全部見られたのも良かった。バンギャちゃんに優しい並び(笑)

 見ていないバンドは分からないですが、お客さんも無茶に押したりせず、暑さ以外はわりと快適に見ることができました。それはバンギャちゃん中心のバンドばかり見てたのもあるかもですが。男ファンの多い激しいロックはもうぐちゃぐちゃですから(笑)

 食事もおいしい、お酒も飲める、タバコのスペースも大きめに確保されてて、なおかつ音楽が聴けるという夢の空間。素晴らしい…。

 

 

 個人的に後悔しているのが、もうちょっと初見のアーティストを見たかったなあと。上手いこと満遍なく好きなアーティストを見れてしまうタイムテーブルだっただけに、ほかに回す時間もなかったんですよね。

 ただ、知らないアーティスト見てこそのフェスだろうと。それにもう聴く音楽も凝り固まっているので、感性を若返らせる意味でも見とかなきゃとは思うんですが。

 

 

 唯一死ぬほど腹立ったのが、ゆず見てたら少し前の夫婦?が動画と写真撮っていたこと。ずっとではないですが、40代くらいのいい大人が何やってんだよ死ねよと。ルナフェスの時にはそういう奴いたら小突いてたりしてやめさせましたが、今回暑すぎるし構ってたらキリないし、数秒のことなので別に何もしませんでしたが、カッコ悪いよ。みんながルールを守ってこそのライブなのにさ。何でもそうですけど、若い子のほうがルール守ってていい年の連中がルール守ってないこと多くてみっともない限りだ。

 

 

 日本最大級のフェスだけあって、環境が良かったですね。ただ今回が特別そうだっただけかもですが。

 もう偏見に満ちてますが、ファン数が特段多いホルモンとかDragonAsh、ももクロなんかの男ファンって、ちょっと質悪いイメージあるんですよ。今までフェス見る限りね。ノリも激しいしテンション上がるのもわかるんですけど、治安悪いなと。一部のファンに対するド偏見で申し訳ないですけど、実際嫌な思いをしてしまったんですよ以前。

 バンギャちゃんは「ファンの行動=バンドのイメージ」という部分の認識が強いというか。で、この日はそういった男ファンが多いバンドがあんまりなく(HYDEファンもかなり多かった)安心して見れたのもあるかもしれない。

  楽しければ何してもいいわけじゃないですから、絶対に。

 

 

 来週の8/10はガゼット、モー娘。、MUCCなんかも出るので見てみたいんですが、金が…(笑)。もし行かれる方は本当に暑いので気を付けて。

 まあ最後にざっくばらんに言いたいこと言ってしまいましたが、総じてロッキン最高でした。


  どうでもいい余談。

  翌日泊めてくれた友人宅から、新宿までの乗換駅に秋葉原があったので、久々にBOOKOFFで物色しました。東京きてやることがそれかと(笑)。プラ、ナイトメア、バロック、bisのDVDがかなり安く買えて大満足。