この度の東北地方太平洋沖地震により被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地、日本が一刻も早く復興することを引き続き心よりお祈り申し上げます。


今回の災害に対し、自分はいったい何ができるのだろうと考えました。
そして、東北・関東の復興のためには何をすればいいのか…。
無力さを感じながらも、自分の本来のミッションを考えました。
食養指導士として、ローフードインストラクターとして人に何を伝えたかったのか。

「自分の体の声を聞きましょう♪」

よく使う言葉ですが、どんな時も一緒にいて、自分を支えてくれるのは体と心です。
体が弱まれば、心も萎える。心が不安でいっぱいになれば体も衰弱する。
どちらもケアがとても大切。

心のケアは私にはまだとてもできる器ではないと感じていまして(自分が焦ったり、不安になったりしているくらいですから・・・)、やはり、体のケアの部分でできることをしたいと思いました。災害直後、これからの被災地、避難所での生活では当分食事がとても課題になっていくだろうと思いました。


そして、同じ思いで既に活動されている方もたくさんいらっしゃるのを知りました。
豆種菌さんでは、すぐに発酵食を被災地に送る活動が開かれ、たくさんの方がボランティアで参加し、仕込んだものが送られました。発酵食品を被災地へ!

発酵食を届けたいけれど、何が一番多くの人に届けられるのか?と考えたときに


「飲む点滴!」と言われるほど滋養のある甘酒を届けたい! と思いました。


江戸時代に飲まれ(食べられ)ていた、シンプルな素材(麹、米(穀物)、水)で作られた甘酒。
国菌でもある「麹」の力をフルに用いて発酵させることで病院で使用する点滴なみの効果が期待できます。自然の飲む点滴ですからどんな非常食よりも優れています。
お米が糖化され吸収しやすくなっているブドウ糖、総合ビタミン、アミノ酸などを含む甘酒は
江戸時代には夏バテから多くの人を救ったことでも有名です。
正に被災地の栄養不足、ビタミン不足にはぴったりなのではないかと思います。

甘酒と言ってもアルコール分はありません。ですから、お子さんからお年寄りまで、また妊婦さんや授乳中のお母さん、離乳食としても飲むことができます。
また、お砂糖を使用していないのにとても甘く(お米の甘み)、被災地の皆さんの心をほっとさせてくれるのではないかとも期待しています。そのまま温めずに飲むことができますし、またひと肌くらいでしたら温めるのもいいと思います。(レンジや加熱のし過ぎはせっかくの菌が死んでしまします…)
麹が生きている甘酒は、偏った食事になりがちな腸の腸内細菌を整える大きな役割もあります。なぜなら、体、精神の要は腸にもかなり依存しているからです。
このように栄養面でも心のケアとしてもより優れた食品は、過酷な避難所生活大きなサポートになるはずです。

できればこのOperation AMAZAKE(甘酒作戦)は、市販の甘酒を送るだけではなく、
お米、麹(こちらで仕込んだもの)、味噌など本物の発酵食を送ったり、被災地でも皆さんが簡単に作れるよう指導したりできればいいなと思っています。

本物の発酵食を味わい、残して行くこと、できれば海外にも呼びかけ、日本の文化も発信していくこと。この大惨事でも世界を絶賛させるほどの日本人の気質、文化をより一層深めて伝えること、被災地の助けと日本の復興を目指す活動が同時にできればと願っています。

ご賛同いただける方は下記まで義捐ください。


今回の寄付で甘酒+お米(または麹)を被災地に送ります。
(送り先は会津地方災害対策本部です。)


1口 = 1,500円  内容:甘酒1本+お米(または麹)
※1口から受け付け(例;2口=3000円)


<振込先>


青梅信用金庫 本店
普通口座 0734568
AMAZAKE 義援金口 高山博之

※振り込み手数料はご負担ください



どうぞ多くの方にこの情報を拡散ください。
被災地に甘酒(発酵食品)を!
日本の復興に国菌「麹」の活性を!



賛同者
株式会社You & Soil 酒井美保子
有限会社イイコ 横山貴子
豆種菌(祐天寺) 伏木暢顕

高山商店(青梅) 高山博之