Passover (ペサハ)とは、ユダヤ教の過越祭のこと。


イスラエルの民がエジプトで奴隷として働かされていたところから、民族脱出した際のお話です。

モーセの十戒などは有名なのでご存知かもしれません。または、紅海が二つに割れて陸が出てきて、そこを通過してイスラエルの民が助かった話をご存じの方もいるかもしれません。

いずれにせよ、その出エジプトの前に起きた奇跡の数々、奴隷から解放されたことを感謝して祝うお祭りです。



食事の前には皆で出エジプトについての文言を読みます。(これが終わらないと食事はできません!)


ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~   ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~   ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~


手を洗って清める動作をしたり、途中で歌を歌ったり!?、ワイングラスに指を入れ、神様が起こしてくださった奇跡の数だけお皿の上にワインの雫を垂らしたり、30分以上は続きます(笑)

右上のテーブル&お皿(セダーSeder)は一つ一つがシンボルとして意味を持っています。話の途中で、お皿にあるパセリまたはセロリを準備された塩水のボールに浸し食べます。

これは、奴隷時代、涙を飲んで苦しみに耐えたことを象徴する塩水に、謙虚さの源、今から始まる春の訪れを象徴するパセリ(セロリ)を食べ、歴史を繰り返し覚えるようにするためです。

そのあと、モッツォクラッカーを割って食べます。モッツォクラッカーとは、種なしパン(イースト菌なしで発酵させずにいたもの)です。イスラエルの民がエジプトを出る際、あまりにも早く出発しなければならず、イーストを発酵させる時間もなかったことを象徴しています。


ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~   ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~   ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~


その後の食事はフルコースです。久しぶりに食べすぎましたクマ


最後にナナ(ミント)ティーをいただき、あっという間の食事会でした。実際は、4時間近く食べ続けていたかも・・・。


なかなか体験できない、過越の食事♪

とてもいい時間になりました。


トダラバ!


↓46℃&VegeMeal