金曜の日没から土曜の日没までユダヤ教およびキリスト教一部では安息日としてお祝いします。

安息日に特別に食べるパン「ハラ」を金曜日に買いました。


神様が世界を創造され、全て完成したのちに祝福し、休まれたというのが最初です。


戒律を重んじる宗派では、その日は仕事はしてはいけないこと!になっています。

やはり人は休むの必要ですし、ここまで情報や色々なものが便利で早くなってくると強制的に休みを取らせるのはいい考えかもしれないですね(笑)もちろん、緊急な病気とか、事故とかは別ですが・・・。


今回はそのことが話したいのではなく、豊食の社会に住んでいる私たちの体にも強制的に!?お休みが必要ではないかなという体の安息日のお話です。



ローフード礼讃  ~Physiology  of  RawFood~


人間の生命の営みでかなりのエネルギーを使っているのが「消化」です。一回の食事で量にもよりますが、フルマラソン程のエネルギーが必要と言われています。要するに食べた物を消化して、吸収してという作業です。

人間の歴史は、長い間飢餓との戦いであって、いかに食べものを確保するか、生き延びるかということが課題でした。人は食べられないと生きていけないと誰もが信じていると思います。(実際はそうではないという話もあるのですが、今回は飛躍しすぎるので、それはまた次の機会に)

ですから、少しぐらい食べられなくても生きていけるような体の仕組みになっています。ところが、その逆で食べ過ぎに対しては、体が対処方法があまりありません。もちろん、「脂肪にして蓄える」ということなのですが、それを越えていくと体が壊れてしますオーバーヒートしてしまいます。それが現代の病気の大きな原因の一つになっているとも言われています。


ですから、昔はハレの日、ケの日と言われるように、お祭りごとにご馳走を食べるけれど、普段は本当に素食のメリハリのある食生活だったのだと思います。


今の日本の社会では、3食きちんと食べること良いとされていますが、年齢や体質によっても変わるとしても、それでは食べすぎなのではないか??と良く思います。

ローフードを学び、生活に取り入れてからは、3食しっかり食べたら私は完全に疲れてしまい、体も重く感じます。

消化にエネルギーが取られるのも凄く良く分かります。


外食の多い!?私は、家ではなくべくたくさんの生の野菜を食べるよう心がけています。


そして、調子が悪いときはなるべく犬や猫のように食事をせずに、体のメンテナンス、回復にエネルギーが向くように水分を取って、寝ることにしています。


断食や少食が病気治しに注目されているのも、正に食べすぎ、豊食過ぎる日本の社会での現象なのかもしれません。


急な断食、少食は体にも負担になるので、やはり体の安息日で週に一度はローフードをたくさんとる決まりを作るのも!?いいかもしれません♪

最近は生野菜を美味しく出してくれるお店も増えましたので、やりやすくなりました。


是非、体験して体の調子を観察してみてください。

気持ちがいいですよ☆