昨日の続きですが、ベストフレンドが「天使に会った・・・」というのを聞いてから、街の中で浮浪者の人を見ると もしかして・・・って思っていました。いつか会えるのかな、なんて思いながらあっという間に学生生活も終わり、社会人になり、あっ言う間に体調を崩し、仕事を辞めなければ生活するのさえ大変になってきている時でした。

会社では今辞めないでほしいという要望やあるクライアントさんからは、うちで働かないかなどのありがたいお言葉をいただいたのですが、本当に毎日どうなってしまうのだろと思うほど疲れてしまい、限界に来ていました。

今思えば限界だったとわかるのですが、その時は、甘えているのではないか?迷惑をかけているのではないか?本当はもう少し頑張れるのではないか?など色々困惑してしまいました


その頃の癖!?で何かを途中でやめることは、無責任で愛のない態度で自己中心な選択なのではないかと考えてしまっていたので、仕事を辞めることになってもまだ心のどこかで後ろめたい気持ち、今後に対する不安がありました。自分は逃げたいだけなのではないか・・・とも思っていました。


そんな心も体も後ろ向きになっている折、クライアントさんとランチをして帰る途中、広めの横断歩道を渡っていました。私は、横断歩道の左側を歩いていたのですが、向こうの右側から浮浪者が横断歩道を渡り出しました。

そして、斜めに歩き出し、どんどん近付いてくるではありませんか!目

ちょっとびっくりして、それでも「もしかして!?」というドキドキする気持ちと共に外見は何も気を取られていないように歩き続けました。そして、その浮浪者は私の前に来ると「お疲れさまでした。」と丁寧に頭を下げて通り過ぎて行きました馬私は急に泣きたくなるほど感動してしまいました。

一緒にいたクライアントの女性は不思議そうに「何なんでしょうね???」と首をかしげていました。私も「何なんでしょうね・・・?」なんて言いながら、後ろを振り返ると、その人は横断歩道を渡り終わって、目の前のコンビニのゴミ箱をあさっていました。

これは本当に私の思い込みかもしれない。そう分かっていても、神様が「お疲れさま、休んでいいですよ。」と言ってくださった気がして、辞めると決めても、心の葛藤をしていた私に、そして、天使にいつかは会ってみたいと願っていた私に、天使を送ってくださったのだと思えてなりませんでした。そして、今でもそう信じています。


その後、私は約1年間休養し、北海道に1か月ほど滞在したり、アメリカに3カ月行ったり、両親と旅行に出かけたり、友人たちと時間を過ごしたりしながら、食事の事、心の事を勉強し、どんどんと回復していきましたクローバー

この経験が今のローフードへとつながるのですが、今思い出しても、なんと貴重な幸せな出来事に支えられて生かされてきたのかと感謝の気持ちが湧いてきます。


もちろん、その後も山あり谷ありですが、見守られているということは疑わず信じるようにしています。


皆さんもいつか天使に会えますようにラブラブ