急に変なタイトルですが、いつも心のどこかで見守られているのを感じて過ごしている私の思い出話。


学生の頃、「実は天使って浮浪者かお爺さんだって知ってる?」という話を聞いて、「えっ~、そんなわけないよ」と思っていたのですが、実はそうかもしれないと社会人になって思うようになりました。


いくつか話がありますが、最初は私のベストフレンドに起こった話。


彼女は、未成年の時からたばこを吸っていて辞めたいと思ってもずっと止められずにいました。もちろん、何度かトライもしたけどダメでした。

ある時、彼女は「神様の御心にかなう願いは聞き入れられる。」という言葉をある人から聞いて、それならば、体にも精神にも影響するタバコをやめることは神の御心にかなうはずだから!・・・と祈ることにしたそうです。

具体的なお祈りの言葉はわかりませんが、祈った後でもしばらくは、相変わらず、タバコは吸っていました。それでもそのお祈りは続きました。そして、ある日、彼女は、その「神様の御心にかなう願いは聞き入れられる。」と話してくれた友人と会う約束があったのですが、目の前で吸うわけにもいかないし、と乗り換え途中の目黒駅で一服することにしました。

ホームから階段を下りた場所に喫煙所があったらしいのですが(もう十数年前の話です。)そこでタバコを吸っていると、ホームから浮浪者の人が降りてきました。彼女を含めその場の皆は、こちらに来ないでほしいなという雰囲気をだしていたのですが、どんどん近寄ってきて、彼女の目の前で止まりました。

そうしたら、いきなり「お嬢さん、タバコはそんなに美味しいかね?」と言いだし、タバコについての害を語り出しました。「私はこんな生活をしているけど生まれて一度もタバコを吸ったことがない」とまで言われ、周りの人の目も気になり、彼女はその場を逃げるようにして立ち去りました。


何度もその時の出来事を思い出し、神様の御遣いなのか、ただの偶然なのかと思いを巡らせました。

そのことがちょっとショックでタバコを吸わずに家の中の高い場所に置きました。いつでも吸いたければ吸えるようにと。そして、あっという間に1カ月が経ち、ふと吸わなくてもいい自分がいるのに気がつきました。久しぶりに高いところに置いておいたタバコを吸ってみることにし、火をつけて一服すると、ものすごいまずい味がして、無理だと思いました。そこから彼女はタバコを全く吸わなくなりました。

彼女は天使が背中を押してくれたと今では感謝しています。


私はこの話を聞いて、また他の天使話を聞いても神様の御遣いは本当に毎回浮浪者かお爺さんでした。その当時は私も信じ難かったのですが、そのベストフレンドの性格から、嘘を言っているとは思えないし、あまりにもリアルに起こったことでもありました。

そして・・・数年後、社会人になって病気になった時に私も神様の御遣いに会いました。続きは次回・・・。

前から聞いていた天使話をリアルにしたのは、ベストフレンドの話でした。さらに自分が御遣いに遭遇して、やはりそうなんだな~と思っています。どこに、どんな形で御遣いが見守っているか分かりませんよラブラブ


表現方法として差別用語を用いているのかもしれないと思う個所もありますが、どうぞご容赦ください。