今日は、幕張で開催されているFOODEXへ行ってきました。

一日では見回りきれないほどの出展者の数です。海外からも多数(海外の方が多いかも・・・)参加していて

おまつりのようで楽しかったです。

いつもそうですが、私はオーガニック関連、Wellness関連から見て行きます。

今回は思ったよりオーガニック関連は少なかった感じがしました。やはり、オーガニック系は大きな展示会だと目立たなくてコストパフォーマンスも良くなさそうに映るのかもしれません。


私は鋭い(笑)消費者でもあるので、気になるフレーズ、ネーミング、原料選択などがあります。

例えば、「天然由来」「昔ながらの製法」とかちょっとずるい気がしてしまい、斜めに見てしまうこともあります。

だって天然っていうといかにもオーガニックや体に良さそうですが、実はそうではなく、ネーミングでイメージをつけているだけですからあせる

ある方は、「石油製品だって天然由来だよね。」なんておっしゃっています。そして、事実そうなんです

それと、どんなに良い原料であっても加工の仕方も結構重要なのです。

収穫から加工までどのくらい時間がかかっているのか、加工温度、保存方法、運輸方法などです。

それって実は明記されていないことが多いので直接確かめるしかありません。こだわって作っていらっしゃる方は、だいたい自分の商品に自信があるので、どんどん質問して!という感じです。


例えば、オリーブオイル

良いオリーブオイルを見分ける質問


・オリーブの栽培方法、原産地:オリーブが本当に取れたところと、瓶詰めした場所が違うこともそうすると瓶詰めした国が原産国となりますが、実際は違う国のオリーブオイルです

・オリーブの種類:混ぜ物があるかどうか、ひどい場合はオリーブでないオイルも入れることも・・・

・オリーブの熟成度:若いものはそれでクロロフィルがあり良いし、熟成されたのも味に深さがありいいです

・収穫から圧搾までの時:酸化が少ないことが良い条件、収穫から時間が経つとどんどん酸化します

圧搾方法これが最も重要!これも酸化に影響、機械を用いる場合は、圧搾時の温度がとても重要 コールドプレスがお勧め

・容器 オイルは熱、光で酸化するので良いオイルは必ず濃い色のガラス瓶に入っています、必ずです

・輸送方法:輸入されている場合は、どのようなルートできたのかにより赤道を越える場合などはかなりの温度の上昇でオイルにダメージがあります。それを避けるために酸化防止剤を入れることも、ナンセンスです


(油についてはまた書く事にしますが、良い油は体にとって重要ですが、悪い油は体に炎症を起こさせるほど有害です。ですから良い油を生産してくださる方が増えるといいなと思います。)


「○○産のエクストラバージンオイル」 昔ながらの製法絞った天然の恵みだけを使用したオリーブの雫!


なんて書いてあっても、上記のチェックポイントをどれもクリアしているわけではなく、もし容器がプラスチックであったり、瓶が透明であれば、かなり怪しいです。


「○○産のエクストラバージンオイル」 無農薬で育ったオリーブを収穫、その後24時間以内にコールドプレスにより絞り、瓶詰めし、温度管理のもと運ばれた純粋にオリーブだけのオイルです。


と書いてあると、とてもこだわって作っているのが分かります。これでもまだ突っ込みどころはあるのですが、

そうなると個人輸入か、相当高級なオイルになると思うので普段使用されるものでしたらこの辺を目安に探されるのがいいと思います。同じ「○○産エクストラバージンオイル」と書いてあってもここまで違います。


たくさん物が溢れれば溢れるほど、何を大切にすればいいのか、体を知ること、その原料を知ることで選択肢も自ずと絞られてくると思います。


と言っている私もまだまだ新米で勉強中ですが、少しでもお役に立てればと思いましたw


あっ、そのあとIKEAにも寄ったということを書こうとしたのですが、オイルに夢中になってしまいました。

IKEAは次回で<(_ _)>