てのひらこぼれてしまわないように握りしめていた掌をひらいてもいいとゆるした日掌にどす黒い悲しみのかたまりなんて見当たらず淡い色した悲しみのかげろうみたいな面影がすっと落ちて消えてったひらいたわたしの掌でわたしをぎゅっとだきしめた