波音に包まれて魂が洗われて、水面が輝くのを見つめていたら、何故かいつも聞こえてくる声。
生きる。
生きることを感じるために生きている。
泣いて、悲しんで。
笑って、喜んで。
命が揺れて動いた時の感覚を知りたいから。
深く沈んでその奥の方にあるものを見たいから。
広く見渡して世界にたった一人の自分を確かめたいから。
生きている私と宇宙の繋がりを感じたいから。
一つの命が生まれて終わっていく旅の中で遺せるのは、わたしを生きたってただそれだけ。
たった一人のわたしを生きるってことが全て。
輝いて輝いて、笑って旅を終えた優大が教えてくれたこと。
