今回の出産は結局、自然ではなく帝王切開での出産となった。

自然分娩へのトライはこれまでの私だったら選ばない道だったと思う。

ゆうだいを授かってから育てている間の私は、とにかくその命を守ることに自分の全てをかたむけてきたから、自分がどうしたいかという理由で何かを決めたり、リスクがあることを敢えて選ぶなんてできなくなっていた。

あつきの時もトライしてもいいと言われたけど、怖すぎてとてもトライできなかったし、毎日が赤ちゃんが元気で産まれて来るか不安で不安で正直妊婦生活が苦痛だった。

だから、今回自然分娩にトライしたいと思った自分に、自分自身の中で何かが変わったと感じた。

やってみたいな、赤ちゃんと一緒に頑張ってみたいな、きっと大丈夫と思った自分に。

どうしなければいけないかを考え続けた10年間から卒業して、今はまた本来の自分がそうだったように直感や思いで動いていた自分に戻っていっているのかな。

自然分娩を決めてから、毎日がより楽しく身体の中から力が湧いてくるのを感じた。

初めて自分の力で産むんだと思ったら赤ちゃんとの一体感はよりました。

何故か歩くのも苦痛じゃなくなったし、臨月でも元気な妊婦でいられた。

とは言え、もちろん赤ちゃんの安全第一にはかわりなく、もしもの備えも万全にできる病院であったことも決断の大きな理由になった。

帝王切開後の自然分娩を多くあつかっていて、これまでに数百例のうち2件の子宮破裂があったこと、この10年間は一度もおきていないことなどの具体的な話もしっかりと聞けた。

で、臨月に入り陣痛が来るのを今か今かと待っていたわけだけど、そこからが長い長い出産への道のりとなったのでした・・。

続く