リビングの横の和室。そこがゆうだいの部屋でした。

九州から遺骨を持ち帰って、この部屋に入った時の悲しみは本当に言葉では言えない。

あれからずっとゆうだいのいないゆうだいの部屋を何度見つめて泣いただろう。


昨日、飾ってあった思い出の品や沢山の電報や写真を少し片付けて、ゆうだいの誕生記念樹の
幸福の木を持ってきたりして部屋を整理してきれいに掃除した。

時々泣いたりして片付けているうちに、何だか心が落ち着いてきて、ゆうだいのことをとても
近くに感じた。


ゆうだいが亡くなったことよりゆうだいが生きたことを思っていたい。

だから、ゆうだいがいなくなった部屋からゆうだいがいてくれた幸せの部屋を取り戻すような
気持ちで片付けていた。

そうしたら、本当にゆうだいがそこにいるような暖かい気持ちに包まれていることに気付いた。



世界は自分が作っているという人がいるけど、時々それを実感するようになった。

心が反映される世界。

恐れて悲しんでいる時、世界は怖いことばかりが起こり不安に満ちているように思える。


全ての命がはかないからこそきらめいていることに気付く時、世界は美しい。

愛を感じて生きる時、世界は暖かい。


ゆうだいに、みんなにありがとう。