REAL ME -185ページ目

欠陥だらけ

何もかも。


完全体になりたいなんて思わないから、あと少しだけまともな姿形で生まれたかった。

親には申し訳ないけど。

君は

君は誰かにとって神にも似た存在だった。

その誰かは君自体が救いだと崇めて、何の幸福もない人生を何とか生きていた。

でも、
君は別の誰かにとっては悪魔にも似た存在だった。

その誰かの人生は君の存在によって呆気なく破綻した。


君にとって、他人の人生が自身の存在によってどう変化するかなんてことはどうでもよかった。

君にとって、他人の人生が自分の思惑通りになることだけが唯一の喜びで、唯一の生きている意義だった。

君は他人の不幸を、弱さを、生きる糧にしていたけれど、
そんな誰かを見て嘲笑っていたけれど、
君の中の一部分は君自身を憐れんでいた。
泣いていた。
苦しんでいた。

隠しきれないほどに君のどこかから溢れだしていた。


君に体温を分けてあげたくて、
苦しんでいる君の一部を解放してあげたくて、
暗闇のせいかいつもより小さく見える君をそっと包み込んでみたけれど、君はずっと人形のように冷たいままだった。


君に体温が戻ることは二度となかった。

君は、これから先も同じことを繰り返して、自分自身を傷付け続けるんだろう。

何の変哲もない一つの行動から読み取れる精神状態

今日は美容室に行った。
今の髪色はパープルブラウン。

何の変哲もない。
髪色がパープルブラウンの奴なんか何万人といるし。


でも私にとっては大きな変化と言える。
これまでのアッシュ系統の無限ループから脱却したわけだから。


女が大きく髪色や髪型を変えることには本人さえ気付いていないかもしれない何か理由がある。

例えばSEX AND THE CITYのCarrieみたいにね。


自分自身を見失っているときかもしれない。

煙草の銘柄が変わることにだって何か無意識的な因子が存在する。


私はVSに戻ることで自分を取り戻した気になっていたけれど、そんな単純なことでは何も解決しなかった。


見た目では髪色だけの変化が自分自身に分厚いフィルターをかけている。

私はカラーを変えたことで、全くの別人になったつもりでいる。






自分を取り戻すには、まだまだ時間が必要なんだよ。