REAL ME -18ページ目

こんなの

つまらない、

服も髪も全て。

普通って、一般的って、何て残酷な言葉だろう。

歳をとることは、外見的な個性が打ち消されていくことにも似ている。

表現方法はほとんど限られてしまう。

外見だけじゃない。下手に泣けないし、弱音も吐けない。

だからこそ余計に矛盾が生じてしまう。
自分が考える自分と、他人が考える自分がまったく違っているから。

きっとうまく表現できてないんだ。
結局は一般的っていう言葉に抑圧されて、何一つ自分らしい部分なんて残っていない。


今さらどうでもいいはずなのに、焦燥感もある。
このままの流れで気付かないうちに老いていくのは、少し怖い。


うん、どうしよう?


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驚くほど感動のない、

立ち止まって真上を見た。
周りの大勢の人間がそうしていたように。

歪な枠の中の、何色かも定まらない濁ったような空間は、いつも見るそれとは全く違う姿を見せた。

あまりに無機質なその姿は、私が抱くこの場所への負の感情を余計に煽った。

枠の中央には薄汚れた光が一つ。
感動とは無縁の、薄汚れたという形容詞が世界一似合う光景。

私は周囲につられて見上げたことを少し後悔した。
君の見ている物と私が見ている物、物体は同一でも全く別の状態で共有してしまった。
何て意味のない、、


数ヶ月もすれば、私もこの渦に飲み込まれて、何の疑問も違和感も感じなくなるんだろう。



何て虚しくて価値のない場所なの、ここは。

ねぇ?そう思わない?


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