REAL ME -17ページ目

愛されても、

いくら身体的依存状態を抜けても、精神的依存はなかなか消えない。

私は今後の自分の身を案じて、目の届かないずっと奥の方へ隠した錠剤をまた引っ張り出した。


もっと悩むかと思ったのに、私はあっさりとそれを水道水で流し込んで、簡単に安心感を得た。

無意識に近いくらい自然に。


あれから2年以上経つのに、私が新しい環境に適応するためにはその薬が必要だった。
気に留めなくなっただけで、状態は変化していない。


あんな小さな訳の分からない粒如きに私は生かされている。
普通を保っている。

こんな馬鹿らしいこといつまで続けるんだ。


また4月になったら新しい環境に自分を放り込むことになる。
生きていればこの先ずっとこの繰り返しだ。
だからそのたびに私は怖くなって、震えながらそれに手を出すんだろう。

何て馬鹿らしい。




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君が