REAL ME -112ページ目

あの子にあってあたしにないもの

君と同じ立場で物事を見ることが出来る、その地位。


有効に使う気がないなら、譲ってよ?ねぇ

あたしは

他の音が聞こえないくらいに煩い心臓の音に耳を傾けて、君の正面に立つ。

真っ直ぐに目を見つめて、君に心臓の音が聞こえないように、緊張が表に出ないように、あたしは軽く唇を噛んだ。





その後は狙い通り。

あたしが欲しいのは君じゃない。
ただドキドキしたいの。

心臓が止まるくらい。ね。

確かに

時には適度に気を抜くことも必要だ。


完璧主義者はいずれ身を滅ぼす。

あなたもそう。


完全体なんてあり得ないのにね。