お久し振りです。
文化祭に向けての準備で忙しいです。四つも兼部(プラス委員会活動)するからだ!
というわけで(?)、今回は天文部の研究のために読んだ、アミールさん著、水谷淳さん訳の
『フーコーの振り子~科学を勝利に導いた世紀の大実験~』の感想です。
フーコーの振り子と言えば(私も実際に見た事はないんですけど)、博物館なんかに展示されている大きな振り子です。徐々に振り子の振動面が移動して行って、それが地球が自転している証明になるとか、何かそんな感じです。実は詳しく知らない(←
でも、なんとなくエンデの『モモ』に出てくる時間の国の振り子のイメージです。
頭上では惑星が動き、振動面では振り子の揺れにあわせて時間の花が咲く……なんてことはないでしょうけど。
で、実は読んでから数週間経っててあまり内容を覚えていないので、気になったところだけさくっと書きます。
まず、フーコーと関わりの深いアラゴーという名前の科学者が、パリ子午線を測量した話。
アラゴーの測量した子午線は、高い丸天井を持つメリディアン・ホールという正確に南北に延びたホールの中心を貫いているそうです。
で、その業績を二世紀近く後にたたえたのは、オランダのディベッツという芸術家。
彼は、直径十五センチほどの真鍮製のメダルに『Arago』の文字と南北方向をさす矢印を彫ったものを135個つくり、パリ天文台の南北に延びる子午線上の地面に埋め込んだそうです。
ルーブル美術館やリュクサンブール庭園の近くに埋め込まれているとか。
……なかなかロマンチストじゃねえか、ディベッツ!!
標準時と一秒たりともずれていない腕時計をした人が、もしコインの東側に立てばその時計は本当の時間と比べれば遅れていることになるし、西側に立てば時計は本当の時間より早い時間を示していることになるなんて、なんとも不思議。
……ん、なんか文章がごちゃごちゃしてきた(・・;)
まあ小難しいことを考えなくても、私はパリ子午線の上に立ってるんだって思ったら、広ーい地球の長ーい歴史の中で、自分がフランスの、パリの、このコインの上に立っている意味を考えさせられるんだろうなあと思います。
行ったこと無いからわからんけど。
で、その何年か後、フーコーはそのパリ子午線が通っている天文台で、有名な振り子の実験を行うのです。
「地球の自転」という大きなテーマをあつかった実験が「パリの子午線上」という特別な、限定された空間の中で行われているのは、やっぱりなんとなく不思議な感じ。
この振り子の実験は、後に『美しい実験』と呼ばれるようになります。
確かに、大きな振り子が優雅に揺れ動きながら地球の自転を暗示している様子はすごく神秘的で綺麗なんだろうなと想像できますよね。
この実験は実に気を使う実験だそうで、ということはつまり、繊細な技術と壮大な発想が合わさったことが科学を勝利に導いたんですね。なんかカッコイイ。
そんな感じの、『フーコーの振り子』の読書記録でした。
地球で思い出したけど、W杯の決勝楽しみです……!!
オランダvsスペイン!!どっちを応援するか友達と悩んでいます。どっちもステキ!

