こんばんちぃっす
今日は墓参りに行って来たよ。
お彼岸やからね~~~。
昨日、山に「永」が出てから気ずいた。
ああ、地元のね、山の霊園にお彼岸やお盆になると、照明で「永」って字が出るとよ。
京都の嵐山の「大」みたいに。ここは照明やけどね。
「永満寺」って場所だからやろうね。(えいまんじ)
でも、お彼岸やお盆に永って山に照明が灯るとああ、ご先祖さまに挨拶だ。ってね。
いいこと。
墓参りに行って来たよ。
ここに永て文字が夜、灯されるとよ。
けっこう人いたよ。いい。ちゃんとご先祖様を大事にしないとね。
よくさ~~~~、一人で来たよ。
一人で商売始めた頃や、そんなこんなで悩んだ時。
じいちゃん、ばあちゃんは自分を凄く、可愛がってくれてね~~~。
自分が初孫やったせいかな~~~?
自分もじいちゃん、ばあちゃんが大好きで、春休み、夏休み、冬休みは必ず、何日か泊りがけで
遊びに行った。
高校生の頃も通学途中にじいちゃん、ばあちゃん家があったから、土曜日の帰りは
決まって立ち寄った。
ばあちゃんは、自分が好きなラーメンと赤飯を毎週、用意してくれてた。
「吉本新喜劇」見て、ドラマ見て、昼寝。
夕方、いい時間になって、「ほんじゃ、また来るね~~~。じゃあの~~~~。」
じいちゃんは、部屋のいつもの場所でいっぱい始めてる。
「おう。」炭鉱で働いた頑固な男やった。
ばあちゃんもそんなじいちゃんに食ってかかるような女やけど、やさしかった。
月曜日はお決まりのサボりで「腹がいて~~~~~、ちょっと、休んでく。」
そうそう、あの頃、原チャリの免許取立てで、「20世紀少年」のケンジおじちゃんみたいな
ヤマハのメイトって、ほら、ホンダでいうカブだよ。
あれに乗ってたよ。
みんなは、ちょっとカッコイイバイク持ってけど、オカンがヤクルト配達で使ってた、お下がり。
エンジンはオカンが飛ばしてたせいか調子良かった。
30キロは無いよね。
良く、捕まったね。あの頃は。
おまわりは好かんかったけど、白バイのおっさんは好きやった。
なんか、バイク好きナ人やんって感じ。
ちょっとだけ、許してくれた。
「あら、また、おまえか?イカんぞ~~~。はい、校長せんせの名前は?」
「あっと、え~~~~と、うぅ~~~~」
「ばか、ちゃんと、憶えとけ。それと、ここは一方通行。」
「あい。また、見ていい?バイク。」
「おう、オレもナ~~~バイクが好きやったけど、休みの日に乗れなくなったぞ。」
「なんでですか?」
「なんかあったら、困るやろ。」
悪ガキが多い高校の近くのおまわりさんは、そんな感じでけっこう、やさしかったよ。
こうしたら、あぶないから、こう、すんな。
友ダチの家には近いかもしれんけど、ここは、一方通行やけんね。遠まわりせな、しゃあないな。
校長せんせの名前くらい覚えとかんともぐりち言われるぞ~~~~。
そんな白バイさん。
思い出したのは、じいちゃんばあちゃんがそう、させてくれたのさ。
オカンのじいちゃん、ばあちゃんのお墓にも行った。
オカンのじいちゃん、ばあちゃんはやっぱ、昔の人やね。
「おまえはタナ夫さん家の人間になるんや。ちゃんと、尽してタナ夫さんの力になれ~~~~。
帰ってきたら、つまらんぞ~~~~~。」
すげ~~~~よ。優しかったじいちゃんやけど、そげん厳しかったんやね。
嫁ぐっちゅうのはそんな事たい。
オカンはさ、やっぱ、さみしい~~~って思ったって、言ってた。
でも、オヤジが仕事行ってる時に「サチはおるかの~~~~~?」って
おかんね(サチ)さち~~~、おるか~~~?ってなんか、持ってきてくれてたって。
そんなオカン方のじいちゃんやから、そんなに遊びにいった記憶があんまり無い。
ただ、珍しかった、土間の五右衛門風呂。
柿の樹。
おじちゃんたちがよく、悪さして吊るされたって???
ばあちゃんがこっそり、降ろしてくれてんだって。
今日はもっとじいちゃん、ばあちゃんを思い出そうと思う。
優しかった、じいちゃん、ばあちゃん。
ずっと、見守ってください。
じゃあの~