朝青龍の九州場所
朝稽古で「引きずらないことが今日の一番にかかってる。」と言っていた。
前日の負けを吹っ切るために稽古の後に話してくれた裏話。
一度の失敗や敗戦に対してくよくよ考えていないことが重要。
勝敗はすべて事前の準備から決まっている。
くよくよ負けを引きずっている状態の時は、次の勝負にも勝てない。
この場、このときに改善することは反省よりも勝ちへのこだわり。
次の勝負に立ち向かうために引きずらないことを糧としていた。
週刊誌や雑誌ではお酒の力で忘れるようにしているなどと書かれているが、
負けた後こそトレーニングをして切り替えている。
夕食後のビールくらいしか飲んでいない。
自分の調子は自分が一番よくわかっていて、飲まない選択をしていた。
横綱らしい一言だった。