早朝から品川総合体育館でのお仕事。
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救護のお手伝いですので、熱い戦いをじっくりと見ることもできず、
けが人と補給のサポートしていますが、
医療班が現場での知識が低く応急処置に不向きな内科のお医者様がいらしてました。
私は医者だと言わんばかりに「シップと包帯で安静に」という
評価には、悲しくなりました。
レントゲンが現場にはありませんが、選手の足関節を触診すれば、
骨折か否かはわかります。
せめて整形外科の医師の派遣ならば納得しますが、内科の医師?
それも70歳かなと思われる動きの緩慢なおじい様
選手も転倒でひねった程度、審判の要請があったから、肩を貸して処置室への移動となりましたが、ちょっと休んで復帰したいということでした。
その医師の診察を受けた瞬間に私に救いのまなざしが。
処置室を出てすぐにロッカールームで包帯を外し、ヒールロックのテーピングを行いました。
後半に間に合うようにチームベンチに行き、後半アップをして再出場。
試合終了後にアイシングと再固定、明日は自宅近くの整形外科へということで、
自宅での過ごし方と再発防止の足首固定装具を指導し、終了。
ゲームを左右する選手のけがはよくあることですが、何でもかんでもシップと安静というのは全く違います。
現場ではそんな診断は望んでいません。
もしも本当に骨折していたらみるみる発赤してきます。
歩くこともできず、顔色も変わります。
現場を知らない内科の医師が携わっていることが問題です。
多くのスポーツトレーナーが各チームにいます。
内科の医師の判断より選手に即した判断が可能です。
せめてスポーツドクターがいなければ整形外科の医師もしくは
多くの現場を経験しているスポーツトレーナーに依頼してもらいたいと協会に上伸しておきました。
運動会やスポーツイベントの場合大きなけがの場合は
結局 救急車の発動を依頼します。
ならば応急処置のできるトレーナーで十分です。
出血のコントロール、痛みを軽減するアイシング。
その場の応急処置で選手の復帰が早まります。
そしてトレーナーの派遣費用や経験値の向上に尽力してもらいたいです。
また、コンタクトスポーツの場合脳震盪や頸椎へのけがが疑われるスポーツについては
しっかりした専門医師の派遣は言うまでもありません。
これからもスポーツに携わることの重要性をお伝えしたいと思います。