ご訪問ありがとうございます。流れ星
こちらは自閉っ子育児ブログです。
ニコニコうーさん

ニコはじめくん

一歩(いっぽ)くんニコ
知的障害を伴うお笑い好き自閉症児
感覚過敏強め(鈍麻もあり)

特別支援学校2年生

よろしくお願いします。




低緊張に対するアプローチまとめ



小児神経科医から言われたのは、

"低緊張は筋力ではなく中枢神経系の問題で筋緊張が適切に張れないのでいわゆる筋トレは意味なし"


一生治らないと言われたけど少しは改善するかもしれないし適切な身体の使い方を学ぶのは大切
理学療法、感覚統合訓練や脳幹アプローチは必要と思う


 運動


まずは歩く!
斜面や凸凹道は前庭系にも働きかけられて一石二鳥気づき
重さのある物を運ぶのは固有覚に働きかけ持久力に⭕️

低緊張は前庭覚、固有覚と密接に関連しており、身体のバランスが歪んだまま成長すると弱い部分をカバーしようとして固めてしまい骨の歪みにも繋がってしまう

あと筋緊張も身体の部位によって強弱があるので、左右差がある場合はなるべく左右差を軽くして対称性の動きが獲得できるようにしてあげるのも大切


赤ちゃん期に伸筋優位で反りが強かった一歩くんの場合は、背中を緩める、だんごむしで顎を引いて足を上げる屈曲姿勢のやり直し(ウニはグー)
寝返り、バタフライ型じゃない正しいずり這い、高這いなど赤ちゃんの頃苦手だった動きをやり直す
(低緊張の赤ちゃんはお腹やお尻を持ち上げるのが難しいですが大きくなってからならできることも)

スクーターボード、ブランコ、すべり台なんかの遊具もオススメ指差し


 


低緊張児はお口ポカンになりがち
口周り&口腔内のマッサージ
口腔ケアで虫歯予防➕発達も促せる!


噛むことは言葉の発達にも影響
あいうべ体操や息を吐く、舌を動かす練習

一歩くんの場合は触覚過敏、口腔内過敏もあって赤ちゃんの頃何でも触って口に入れるという経験がなかった
3歳過ぎてからやってきた噛み癖
マッサージできるようになるまで時間がかかったけど、赤ちゃんの頃から取り組んでいたら過敏も少しは防げたかもしれない


 


目が合いにくいのも眼球運動が弱いのかも?という視点で
追視や注目して「見る」のは大事

視覚過敏があると疲れやすいので特に幼児期は光やカラフルな器具でトレーニングするより自然の中で虫取りや川の流れを見たりなど広く遠く見るのが良いかと👀
自閉症の子は特に好きなものは見るので好きなものを使う、好きなものを増やす関わりを


 環境調整


低緊張だとどうしても疲れやすいので体力づくりにも負荷の調節、適切な休憩がマスト

寝そべる、イスに座ってられず立ち歩くなどは疲れたのかも?リセットしたいのかも?
こまめに休憩を挟むこと

感覚過敏もあるとさらに疲れやすいので
マイワールドに入る時間やスペースも大切にやり


あと最後に

 声を出して笑う


赤ちゃんの頃発達相談で言われてこれだけはずっと意識して育ててきたウシシ

声出して笑うと腹筋使うし表情筋も豊かになるしリラックスできるし何より楽しい!ハッピーになっていいことずくめ!気づき





一歩くん首座りが6ヶ月超えるくらい低緊張強かったわりには運動や整体とかのおかげもあって今のところまあまあ身体は歪まずにきてるんじゃないかとうーん

土踏まずもできてバランスも良くなってきたし改善?成長はしてると思うのであきらめずにアプローチする意味はあると思う。


向き癖など身体の動きに左右差があり首が反り返るタイプの赤ちゃんは特に早期介入して増強しないようにしてあげる必要があると思うんですが、うちも赤ちゃんの頃はこういうこと教えてもらえなかったんですよね(助産師さん保健師さんにも向き癖や反り返り、母乳が飲めないetc.相談したけど、赤ちゃんの個性、産後鬱で片付けられた…)

早期に信頼できる専門家に繋がるのって難しいよねー真顔