混戦メンバーですが、今年の3歳Ｇ１路線で活躍する馬が出るかもしれません。
春先の3歳重賞は、そんなワクワク感に包まれます！
しかし注目度の高い重賞レースを実況するのは何年やってもプレッシャーがかかるものです…
特に年齢を重ねると経験値は上がりますが、眼や頭・口の回転力は衰えます。
したがって準備することも40歳代より増えてくるので時間を要します。
１分30秒ほどの実況のために何時間も準備を重ねるのです(^^;;
キャリアを積めば、あれもこれもと調べることも増えてきますし。
旅行の荷物の多い人は、結果持って行っても不要になりそうでも「念のために持って行く」モノってありますよね？あれと似ています（笑）
さて本番のレース実況ですが…
えらいレースになりました！
最後の直線の叩き合い！
馬が次々と横に広がり、どれも脚色は同じように観えます(^^;;
ある程度、キャリアを積むと実況しながら、それぞれの脚色で「どれは伸びる、どれは伸びない」を見分けられることは多いのですが…この日は難しかった>_<
ゴールの瞬間を観ても3頭の鼻面は揃っているように観えます！
正直、どう喋ったか覚えていないほど必死の実況でした(＞人＜;)
結果、レインボーラインという馬が優勝！
鞍上のデムーロ騎手は、騎乗機会４日連続重賞勝利という（毎週土曜・日曜開催の中央競馬で先々週の日曜、先週の土曜・日曜、そして今日の重賞を優勝）偉業を達成！
実況者としては「デムーロ騎手４連続重賞制覇！」と格好よく喋りたかったのですが、それも叶わず…
レースとしては最高に面白かったですが、実況者泣かせのレースでもありました…
他局のアナウンサーはどんな実況したのか、ムチャ気になりますね（笑）
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした！