今日は大阪堺市の中学校でキャリア教育の授業でした。
時間は50分、いつもの90分より短いので、かなりコンパクトに言いたいことを伝える必要がありました。
中学2年生、このくらいの年齢になると発声練習を恥ずかしがる生徒がいます(笑)
みんなと一緒に声を出すだけなのに、照れくさそうに俯いて口を開かない生徒が何人か見受けられました。
しかも男子生徒の方が、その比率は高かったように感じます。
みんなと同じことをすることへの抵抗感や気恥ずかしさ、自分もそうだったかもしれません。
この中学校、一つの小学校がそのまま中学校に進む「一小一中」(いっしょういっちゅう)なのだそうです。
確かに、仲の良さを感じました。
9年間同じメンバーですからね!
しかも、一学年二クラスの小規模な学校です。
必ずどこかの学年で同じクラスになりそうですね。
結束力は強い反面、世界が広がらないので緊張感が無いのが先生たちの悩みだそうです。
そういう意味では、知らない世界の話を聞くキャリア教育授業は刺激になったと思います。
僕も「放送現場」という狭い世界しか知らない人間です。
いろんな方面から声をかけていただいたり自分で飛び込んでみたりして、少しずつ「世界を広げる」よう心掛けてきました。
同じ世界にいると、僕がキャリア授業で提示している「関心」も「感動」も「感謝」も薄れてしまいます。
そういう意味では広げることを考えているからこそ、小中学生に「3つのカン」を伝えられるのかもしれません。
物事って、いろいろ繋がっていますね~!
木曜日から一週間、沖縄です。
タイガース球団公認「公式イヤーブック」の取材とキャンプ取材です。
いよいよ球春スタートです!
以上、スポーツアナウンサー寺西裕一でした。
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