心に栄養を、笑顔の種まきをする
心屋認定カウンセラーぱゆみ（佐藤由美）です。
我が家の冷蔵庫には
食材が常に豊富にある。
結婚以来のお付き合いのその冷蔵庫は
総容量400MLもない。
今思えばなぜそんな小型にしたのかと思うけれど、
当時6人家族の実家の冷蔵庫がそのサイズ。
だから十分行けるだろうと思った。
なのに冷蔵庫はすぐにいっぱいになる。(実家は裏にも冷蔵庫があった！(笑))
野菜室も
冷凍庫も
いつでも何でもできるように、
使えばすぐに補充。
いつでもない素材はない、と言うぐらいだった。
使うために買ってくるのか、
買ってくるから使うのか、
使えば買わなきゃ！と常に思っていた。
買ってきたのに、
使ったらなくなるじゃん、
と思ってちびちび使ったりもしていた。
もらいものは予定が狂うイレギュラーで、
「迷惑」。（ひどい
ダメになって死んでしまった野菜も数知れず。。
共働きだったから、
帰ったらすぐにごはんにできるように(私が作るの当たり前）
シフト制だったから、
早出の時は簡単に置いていけるように、
遅出のときは帰りが遅いから、
サッと帰り、パパっと作れるよう
下準備をしておいた。
自分の仕事のペースと
余力エネルギーと、
週の予定と組み合わせて、
あらかじめ動きやすい様に献立を考えていた。
何でも思いついたものは作れるように、
キャベツに玉ねぎ、人参、じゃがいもは常備。
トマト、きゅうり、レタス、しょうが、ごぼうも常備。
豚肉もミンチも鶏肉もハムもベーコンも常備。
冷凍庫をぎゅーぎゅーにしていた。
これがなきゃ、カレーは出来ない。
アレがなきゃ、出来ない！
料理にも盛大に
「べきネバ・こうするべき、こうあらねば」
があらわれていた。
ご主人様、今夜は何にいたしましょう？
リクエストのメニューに
「あるよ(某弁護士のドラマ）」
「あります(某家政婦のドラマ）」
と言いたかったのか。
出来ない、って言いたくなかったのだろう。
準備に抜けがあるようで、
できない子みたいで、
足りない子みたいで、
期待に答えられない子、みたいで
必死に買い物して
満足してもらえるような
満足させるような、
自分の「できる子よ、わたし」という気持ちを
満足させるために
やっていたのだなあ。
でも、あのころのわたし。
抜けのある子で
出来ない子で
足りない子なのに、
期待に答えようと(期待されていたわけでもないのに）
わたし、かわいいなあ～、
喜ばせたかったんだなあ。
早く帰って、ごはんしてあげたかったんだねえ、
家でゆっくりさせてあげたかったんだねえ、
買い物に付き合わせるより、ひとりで行けるときに済ませて、
一緒の時間はドライブしたり出かけたりして、過ごしたかったんだねえ。
買い物、一緒にした記憶、ほとんどないな。
両腕に抱え帰った、頑張った！
あの食材の多さは愛情だった。
そんな、
わたしと息子と二人生活の今の冷蔵庫。
クセは少しとれてきた。
今ではびっくりするぐらい野菜室が軽いこと「も」ある。
（遠出すると道の駅で新鮮野菜にくぎ付け、買っちゃう(笑)）
”食材を使いきろう”を続けている。
今年買った食材を使いこなせるか！
ひじき、、やばいな。お土産で3袋(笑)
シチューのルウ、やばいな。なぜか2箱(笑)。
油揚げ、やばいな。
冷凍したミートソース。
メニューはここから決まりそう、
どう組み合わせる？斬新にしてみるか？
育ち盛りよ、付き合えるかい？
メニューはいろいろ豊富にございます。
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