【五輪】危機意識なく相次ぐそり競技での失態 スケルトンの小室希は本人がシールを剥がしたものの関係者が誰も気づかず
18日のスケルトン女子で、小室希（仙台大大学院）が滑走前に失格した。
使用そりに、国際ボブスレー・トボガニング連盟（FIBT）の規格検査をクリアしたことを示す認定ステッカーがなかった。五輪に挑むにはお粗末過ぎる管理体制が招いた失態だった。
競技開始35分前の検査で発覚した。そり自体は認定されていたもので、W杯参戦中はシールが張られていた。だが、高橋宏臣監督らによると、本人が誤ってはがしたという。
規制がある五輪ではスポンサー関係の広告類は付けられない。一緒にはがしてしまったとみられている。
軽率な小室の行為だが、チームの緊張感も欠けている。
ステッカーは日本出発前にはがされていたのに、現地での公式練習中も誰一人気付かなければ、確認もしなかった。同監督は「わたしの落ち度」と頭を下げ、小室は泣きじゃくったが、同情の余地は少ない。
女子の出場は1人。小室に代表の座を譲ったライバルも無念だろう。
同じそり競技のリュージュでも安田文（北海道連盟）が重量超過違反で失格した。
これも、管理が行き届いていれば、容易に防げたミスだった。行政刷新会議の「事業仕分け」で、ボブスレーとともに強化補助費削減の対象に名指しで挙がり、危機意識があって普通なのに、最も存在感を示す場の五輪でこれでは、先行きは暗い。
男子のベテラン越和宏は厳しい言葉とともに、「人間が成長するいいチャンス」とも言った。だが、汗水流した4年間の努力は戻ってこない。
http://sports.yahoo.co.jp/news/20100219-00000167-jij-spo.html
まあ、昨今の日本人という人種がいかに劣等になったか、よくわかる話だと思う。
スポンサー関係の広告と間違うという事もおかしいが、関係者もそういう事を事前にチェックしていないというのがまったくもって考えられない。
記事の通り、リュージュ女子でも、おもりをつけすぎて重量オーバーで失格処分になったのがいる。
そして、國母の問題については、私の言いたい事は皆さんおわかりだと思う。
国家の代表という『公』の立場で五輪という『武器を持たない戦場』に行くのだよ。
大学生が物見遊山でカナダに行くのとはわけが違う。
選手の緊張感もなければ、関係者はさらにたるんでるとしか言いようがない。
こういう連中に『強化補助費』として出してやる税金などない。
他の競技にもっと出してやった方がよほどいいわけだよ。
参加することに意義があるなどというのは偽善者のたわごとである。
『国威発揚』の場においては、勝利というのが第一義でなければならないし、その気構えのない奴は五輪など出場する資格がそもそもないということなんだよ。
ばかめが。