登山は『冒険』なんだよ | 最後の聖戦 イニシャルM

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右京さん活動自粛へ…遺体と対面し号泣

 富士山を登山中に遭難し救助された元F1レーサーで登山家の片山右京さん(46)が、最低1年間はメディアへの露出を自粛する方針であることが19日、分かった。精神的なダメージと周囲の反応を考慮しての措置。行方不明となっていた宇佐美栄一さん(43)と、堀川俊男さん(34)が遺体で発見され、御殿場署で対面した片山さんは、その後の会見で号泣。心の傷の大きさをうかがわせた。
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 感情を抑えきれなかった。午後7時すぎ、遺体との対面後に応じた会見で片山さんは号泣した。「苦しいのと、申し訳ないのと。全部自分の責任。助けられなかった…」。おえつで声はかすれ、言葉は涙で途切れた。

 精神的な痛手が大きく、今後の活動はまったくの白紙だ。芸能活動も行っているが、片山企画の関係者は、本人が「最低1年間は自粛するべきだ」と周囲に漏らしていることを明かした。

 司会を務める2本のラジオ番組について、TBSラジオ「feel the mind~最上の出会い~」は18日放送分を休止し、番組公式WEBサイトで 「21日からの放送をしばらく休む」と告知。TOKYO FM系「DRIVE ON THE HEART」も19日は片山さんは出演せず、今後は出演を見合わせる。両番組降板の可能性もある。また、自身のブログもこの日付で「2人への哀悼の意を表し、しばらく休みます」という告知がアップされた。

 さらに、近藤真彦主催の「チーム対抗6時間耐久リレーマラソン」もキャンセル。25日から来年1月15日ごろまでに予定していた南極ビンソン・マシフ単独登山や、来年2月予定だった子どもたちとのスノートレッキングの中止も決めた。

 前日に続き御殿場署で事情聴取を受けた片山さんは「2人を富士山に連れて来なければ、違った結果だったかもしれない」と後悔の様子を見せ、遺族に「すいません」と頭を下げたという。

 会見後、遺族の談話をスタッフが読み上げると頭を下げたまま再び号泣。支えなしには歩けない状態になった。過失責任について御殿場署は「装備はしっかりしていた。登山届を出していないことも法的な責任はない」としているが、今後も捜査は続けていく方針だ。(デイリー)

最後の聖戦 イニシャルM-ここはあぶない
 冬山登山って、すごく危ないんだよ。
 山の天候はすぐに変わるし、しかも富士山は日本一の高さだからね。
 誰でも安全に登れると考えてる方がおかしい。

 右京氏一人が助かった事で、彼の過失責任を問う声が上がるのだろうが、それはあんまり。
 ちゃんとした装備で行ったのなら、サバイバルに対しての個人差と登山の経験差で生死が決まるのであり、生還した人を責めるのは間違いだよ。

 それよりも、登山の専門家やメディアが報じるべき事はただの一点。
 登山は『レクリエーションではなくて冒険』って事だよ。

 沢登り(トレッキング)の延長か、それに毛の生えたものという認識を改めないと、いくらでも同様の事故は起きるんだ。

 自然をなめちゃあいけない!