歌そっちのけで被災地を語る | You-SuKe official blog

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シンガーソングライターYou-SuKeのブログです。

日曜日のライブ、出演順は最後だった。
何か意味があるのかなぁと思っていたら、その通り。主催者は被災地の話をしてほしいとの事だった。
被災地の話をするのは正直簡単なことじゃない。僕も相当な精神力を使うし、それは聞く方だって同じこと。さらには盛り上がっている場の雰囲気を壊しかねない。
だけどみんな聞きたがっているっていうから、それじゃぁということで話をした。

案の定、「気仙沼」って単語を言った瞬間に全員がシーンとなってしまったけど、
もう止まるわけにはいかないから、一気に話した。10分以上話してたらしい。。

その間は誰一人物音一つ立てずに聞いてくれてたと思う。
こんなことははじめてだった。
やっぱりみんな被災地が気になってたんだね。それまでは気づかなかった。

沢山の話の中から漁師さんの話をした。本当はもっとあるんだけど。。
僕が見たもの、被災者の方から聞いた事をできるだけありのまま伝えようとしたから、
きっとかなり重かったと思う。それでも、ライブ終わったら沢山の人が「話してくれてありがとう」って言うんだ。

さらには帰って来てからメールもいただいて…「想い出の地、仙台の変わり果てた姿を見に行く勇気が持てました」って感謝までしてもらった。
ライブでそこまで感謝されたことが今まであっただろうか。。。あ、避難所か。

今回のライブで僕はまた一つ自分に出来る事を発見した。
大変だけど、これは僕にしかできない。

話せそうな場所では出来るだけ話していこうと。

気づかせてくれてありがとう!!

さて、もうすぐ赤羽に着く、これから大塚でライブだ。
今日も頑張る。