こんばんは！
更新が遅くなりましたが、石垣島旅行の最後の記事になります。
今回の旅で一番印象に残ったのが竹富島、石垣島とまた
ひと味違い、自然と共存した街並みがとても趣があり、
数百年も前にタイムスリップした感じでした。
では竹富島編スタート！
港から観光バスに乗り、目的地に向かう途中、牧場の水牛達が
町ののどかさを伝えるかの様にお出迎え。
乗車して5分位で今回お世話になる新田観光さんに到着。
新田観光さんでは、集落を水牛車に乗って観光案内してくれます。
料金は大人１，２００円 子供６００円
車を牽引してくれる水牛の琉太君。
とても賢くて新田観光期待のホープだそうです。
ガイドさんに導かれ、琉太君、
尻尾を左右に振りながらゆっくりと進んで行きます。
途中で直角に曲がる道も、タイヤの内輪差を考え、曲がった
先の壁に角が当たるギリギリで体をくねらせ、牛車が
壁にぶつかることはありません。(頭良いですね～！)
重要伝統的建造物群保存地区に選定された集落は伝統的な
街並が守られ、赤い瓦屋根にグックと呼ばれる琉球
石灰岩の塀で囲まれています。
どの家の屋根にも魔除けのシーサーが置かれ、竹富島では
シーサーの真下が仏壇の位置になるそうです。
台風が多い竹富島ではグックや屋敷林で暴風から守り、マイヤシと
呼ばれる正面の壁(石垣・竹柵)で悪い風(魔除け)を防ぎます。
珍しい親子のシーサーを発見。
ガイドさんの案内で３０分位集落を回り、最後は三線を弾き
ながらこの島に伝わる民謡「安里屋ユンタ」を歌ってくれます。
水牛車での観光も終わり、今度は歩きながらもう一度集落を散策。
竹冨島は島全体が風水に基づいて設計されていて、道路もずっと
直線ではなく緩やかに曲がって悪い気を逃がしてるそうです。
毎朝6時に島民全員で道の掃除を行います。
ゴミひとつ落ちてない珊瑚を砕いた白砂の道は、雨や台風の度に
少しづつ流れていく白砂を定期的に補充しています。
※ハブを見つけやすいのも利点だそうです。
西表石垣国立公園に指定されている竹富島は、島の殆んどが
隆起珊瑚礁で出来ている為、極めて平坦な街で電柱柱に
表示されている海抜表示は１２ｍとなっています。
その平坦な島で一番高い「なごみの塔」は、もともと放送台として
建てられ、標高(海抜)は２４ｍになります。
人間工学を無視したかのような急な階段は手すりを持たないと怖くて、
１人ずつ登るのがやっとの幅に登上しても2人で精一杯(汗)
24ｍと高さはないものの、平坦な地形だけに島全体が見渡せ、赤い屋根の
集落に、遠くを覗けば隣の石垣島や、西表島も見えます。
ちなみに別角度から見るとこんな感じです。
沿道には多種にわたる色鮮やかなお花が目を楽しませてくれます。
それでも昨年は2回も台風が直撃し、その影響で塩水被害に遭い、
今年はまだ７分咲きと少ないそうです。
色鮮やかなお花ばかりと思いきや、
ドラゴンボールに出てきそうな不気味な植物が・・・・
石垣に無造作に伸びていて、これも南国ならでは！？
その後、レンタサイクルで集落から１０分程で行ける
近くの海に向かいます。
「コンドイビーチ」
見て下さい！このうっとりと眺めていたいローケーション。
どこまでも続いていそうな遠浅の海。
こんなに綺麗なビーチを見るのは生まれて初めての経験かも。
極上のビーチに癒され、トド君と自転車二人乗りして集落に戻って
いると、パンクするハプニングがあったものの
何とかバスの出発時刻に間に合い港に送ってもらいます。
滞在時間２時間と、とても短かったですが、久しぶりに自然に
触れ合い、綺麗な景色もたくさん見る事ができ、たくさんの
パワーを貰った気がします。
なかなかキッカケがないと旅に行くことは少ないですが、
行く先々での文化や歴史に触れ、そして見たことの
ない景色を楽しみ、郷土料理に舌鼓を打つのも良いですね。
来年の石垣島マラソンにエントリーするかは分かりませんが
是非また行ってみたい場所になりました。
～ 完 ～
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