こんにちは。サラです
いかがお過ごしですか?
クレジットカード業界シェアNo.1の
ビザ/VISA(V)
が、2021年第2四半期決算を発表しました(2021年4月27日付)
結果は、
よかった、
です。
【結果】
売り上げ : 5.73B USD (-2% YoY) /市場予想 5.55B USD
一株利益(EPS) : 1.38USD (±0% YoY) /市場予想 1.24 USD
売り上げ、一株利益(EPS)共に、市場予想をしっかりと上回りました。
※会社発表資料より抜粋
〇主要指標
ビザ(V)の決算発表時には、
「ペイメントの全体ボリューム」と「国境を越えた決済額」
が、指標として注目されるので、チェックしてみます。
【結果】
ペイメントの全体ボリュームは上昇 プラス11%
国境を越えた決済額は減少 マイナス11%
※会社発表資料より抜粋
前回の決算時と比較しても、少しずつ回復基調、ということが確認出来ました。
やはり、”国をまたいだ決済”というのは、まだまだ厳しそうですが、以前に比べれば、よくなってきているようです
※前回の決算発表に関する記事はこちら→
〇売り上げの内訳
上記の通り、”国をまたいだ決済額は減少”、という結果でしたが、そもそも、ビザ(V)の収益の内訳はどうだったんだっけ?と、気になったので、調べてみます
※会社発表資料より抜粋
主な収益の柱としては、
サービス収入(Service revenue) 2,845 MUSD
データプロセッシング収入(Data Processing revenue) 2,996 MUSD
国境を越えた決済収入(International Transaction revenue) 1,488 MUSD
の3つがあるようです
金額的には、データプロセッシングが一番大きく、それよりやや少ないのが、サービス収入、そして、データプロセッシングの約半分くらいが、国境を越えた決済、という形ですね。
〇自社株買い
今回の決算発表で、
2.4B USD分の自社株買いが発表
されています
※会社発表資料より抜粋
○株を一部売却しました
先日、ビザ(V)の持ち分の一部を売却し、利益確定しました(2021年4月30日付)
ビザ(V)は、私が米国株投資をはじめたばかりの頃から保有する、長期保有のコア銘柄ですが、保有理由が崩れたから売却したのではなく、
3月後半から株価が短い期間で急上昇していたので、一部利確しておこう、
というシンプルな理由で、今回売却しました。約68%アップ、での利確となりました。
今回、決算発表後に利確した形になりましたが、その前から入れていた指し値が、たまたまこのタイミングでささっていました
〇株価チャート
こちらは、日足チャート(水色)に、200日移動平均線(紫色)を足したものです。
※yahoo financeより抜粋
前回の決算発表の頃(2021年1月末)は、200日移動平均線を下回るレベルまで株価が大きく下落していていましたが、現在は、再び急上昇していますね
○今後の方針
新型コロナの影響を大きく受けつつも、今回よい決算結果となりました。今後も、「長期保有のコア銘柄」としての方針は、変更なしです。
長期保有の銘柄は、売買の”数”は、出来るだけ少なくして、しっかり長期保有するのが鉄則、というウォーレンバフェットのような考え方もあると思うのですが、私の場合は、想定以上に急上昇した場合など、しっかり実現益として利益を確定しつつ、下げのタイミングでまた買い増しする、という方針で、今は考えています。
ビザ(V)も、この方針で、今後、また下げるタイミングがあれば、しっかり買い増ししたいと思います。
もう少しポジションも大きくしたいところです