こんにちは。サラです
いかがお過ごしですか?
今日は、米国株の決算発表、に関する話題です
大手の製薬会社、
ジョンソンエンドジョンソン/Johnson & Johnson(JNJ)
が、2020年第3四半期決算を発表しました。(2020年10月13日付)
ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)は、過去に保有していて、現在は保有していないのですが、今も注目している銘柄なので、決算内容をチェックしたいと思います。
※全ポジション売却した際の関連記事はこちら→
今回の決算発表の結果は、
よかった、
ですが、同日、
「新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)を一時中断」、
と発表したせいでしょうか。株価は下落しました。
※会社サイトから抜粋
この発表をみると、
We have temporarily paused further dosing in all our COVID-19 vaccine candidate clinical trials, including the Phase 3 ENSEMBLE trial
と書いてあるので、完全に中止になるのではなく、あくまでも、”一時的に中断します”という感じ、のように見えます。(が、株価は下がりましたね)
決算発表の結果はこちらです。
【結果】
〇売り上げ : 21.08B USD (+1.7% YoY) /予想 20.2B USD
〇1株利益(EPS) : 2.2USD (+3.8% YoY) /予想 1.98 USD
売り上げ、1株利益(EPS)共に、市場予想を上回りました。
※会社のIRサイト資料から抜粋
更に、通期の見通しの、上方修正も発表されました。
※会社のIRサイト資料から抜粋
前回の決算発表時も、上方修正されたので、それに引き続いて今回も、ですね。すばらしい
※前回の決算発表に関する記事はこちら→
ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)は、決算発表の資料も、とてもわかりやすいですし、そのメッセージもシンプル&的確で、とても伝わりやすいです。上場企業は、みんなこうあって欲しい!
個人投資家にとっても、優しい会社ですね。
決算発表の資料(プレゼンテーション資料)を見てみて、ふと、思ったことがあります。
資料に、今回の決算発表に登壇した、経営陣の名前と顔写真が貼ってあるのですが、
経営陣に女性も二人いるんだなぁ、
と、素朴な感想です。
日本企業の株主総会などに、たまに出席すると、
おぉ!おじさん(おじいさん)ばっかり!
と、びっくりすることがあります。(気を悪くされる方がいらっしゃったら、すみません。)
経営陣がおじいさんばかりの会社だと、「この会社、大丈夫かな?」と、ちょっと心配になります。
なぜ心配になるのか考えてみると、
”アイデアとか、意見とか、意思決定のプロセスとか、それだと偏ってしまうのではないかな?”
と、無意識に、感じるのかもしれません。
せっかくなので、私が気になった、決算発表資料内の写真を、ここに貼っておきたいと思います。
※会社のIRサイト資料から抜粋
ちなみに、この経営陣の写真には、CEOがいないので、CEOの写真も貼っておきます。
アレックス・ゴルスキー(Alex Gorsky)CEO
※会社のIRサイト資料から抜粋
〇株価チャート
株価チャートもチェックします
こちらは、日足チャート(水色)に、200日移動平均線(紫色)を足したものです。
※株価チャートは、yahoo financeからお借りしました
2-3月のコロナショック後、4月後半にかけて、株価は急上昇しましたが、その後、ゆらゆらと大きく動いています。
現在は、10月に入ってからは、また、下降中、に見えます。
業績そのものは、今回も通期見通しが上方修正されましたし、好調のようですが、”ワクチン”関連のニュースや、大統領選挙の”薬価”に関することなど、株価をゆらゆらと動かす話題が多いので、株価がなかなか安定しないのかもしれませんね
〇今後の方針
今回の決算発表を見ると、”通期見通しも上方修正”、”財務も安定”、そして、”資料もわかりやすく”、”配当利回りも悪くない”ですし、”ついつい、株を買いたく”、なってしまいます。
しかし、残念ながら、元々、全ポジション売却した理由=訴訟問題が、解決していません。
このため、現時点では、買い戻す、予定はありません。
※全ポジション売却した際の関連記事はこちら→
ついつい買いたくなってしまう気持ちをぐっと我慢して、今後も、しっかりと注目していきたいと思います