こんにちは、サラです。
お元気ですか?いかがお過ごしですか?!
今日は、株式投資をしないことのリスクを考えてみたいと思います。
世の中一般的には、
株はこわい
株なんてよくわからないから、素人が手を出すもんじゃ無い
という声も、よく聞きます。
これは、
”信用取引(借金)による株取引で、多額の借金を背負い、全財産失った”
と、いうような話がよく報道されるので、”株はこわい”というイメージを持っている人が多い、ということだと思います。
実際には、”安定的な長期の株式投資での資産運用”と、ギャンブルのような投機、とは、全く違うものなのですけどね。
※信用取引がこわい、という関連記事はこちら→
”株なんて、下手に、素人が手を出すもんじゃない。こつこつ貯金するのが一番”
という考え方もありますが、本当にそうでしょうか?
私もまだまだ勉強中の身ですが、
”株式投資をしないことの方がこわい。普通に運用しているだけで、得られるはずの資金が手に入らない可能性がある”
と、考えています。
言い換えると、
”株は、よくわからない、こわい”と言って、ずっと株式投資をしないままだと、株式投資で資産を手に入れるチャンスを、失うことになるかも、
ということです。
具体的な例で、考えてみます。
※下記に出てくる名前や年齢などは全くの架空です。
○貯金派:チョキコさんの場合
現在、35歳の会社員チョキコさん。
これから毎月5万円ずつ、貯金をすることにしました。
仕事を引退するまでの30年間、こつこつと、毎月5万円ずつ、貯金をします。
そうすると、30年間の合計貯金額は、いくらになるでしょうか?
1年あたり、5万円×12ヶ月=60万円、ですから、
30年間だと、60万円×30年間=1800万円、になります。
こつこつ貯金をがんばったチョキコさんは、30年後、1800万円分の貯金があります。
では、次は、株式投資の場合はどうなるでしょうか?
○株式投資派:カブコさんの場合
現在、35歳の会社員、カブコさん。
毎月5万円ずつの資金を準備し、年間60万円の予算で、株式投資を始めることにしました。
仕事を引退するまでの30年間、こつこつと地道に、長期投資で米国株を中心に、株式投資をします。
30年間の年間平均リターンは8%、とします。
(※S&P500の過去20年間の平均リターンが約8%位なので、それを参考にしました)
さぁ、30年後の、65歳、カブコさんの資金はいくらになっているでしょうか?
10年後には939万円
20年後には2965万円
そして、30年後には7341万円と、なりました。
○貯金派 vs 株式投資派
貯金派チョキコさんと、株式投資派カブコさん、30年後の資金を比べると、
チョキコさんは、1800万円
カブコさんは、7341万円
と、なるので、その差はなんと、5541万円!となります。
カブコさんは、アインシュタインが、人類最大の発明と言った、”複利”の力が働くので、このように、資金が大きくなるのですね。
※何のこっちゃ?と言う方は、”アインシュタイン、複利”で検索してみて下さいね。
チョキコさんのように、何も考えずに真面目にこつこつ貯金だけしてればいい、という理由で、株式投資をしないままだと、
30年後に、手に入る”かも”しれなかった5541万円を、失ったことになる、
と、言えるのではないでしょうか?
「株式投資は、こわいからやらない、と、勉強もせずに何もしないままだと、こんなリスクがあるんだ」と、以前、私が知り、とても衝撃を受けました。
お金の知識と、資産の額は比例する、という法則は、本当にそうなんだなぁと、実感します。
※関連記事はこちら→
ここまで、株式投資のいい話、ばかり書いていますが、もちろん、気をつけなければいけないことも沢山あります。
その一番は、”長期運用”、ということ。
株式投資をする期間が短い期間だけだと、たまたまそれが、リーマンショックや今回のコロナショックでの株価大暴落のようなタイミングにあたってしまうと、資産を大きく減らしてしまう事にもなりかねません。
長期で運用してこそ、安心して運用出来る、ということが言えそうです。
とはいえ、株なんて、勉強するのも面倒くさいしなー
よくわからないしなー
と、先延ばしにしていると、貴重な時間がどんどん過ぎてしまいます。
複利の効果は、その年数が長ければ長いほど、大きな効果を発揮します。
もちろん、投資は自己判断で!
ということで、無理におすすめするつもりは全く無いのですが、もし、興味がある、はじめてみようかな、と言う方がいらっしゃれば、是非ご一緒に、株式投資を楽しみましょう
米国株の始め方、などに関する記事も紹介していますので、よろしければ、あわせてお読みください
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