みなさんこんにちは
認定NPO法人マドレボニータ 産後セルフケアインストラクター 養成スクール生の平野聡恵(さとちゃん)です。
本日は、長女の夏の自由研究について書いたのですが!
もう一つ
養成スクールの課題として、課題図書を読んでブログに心に留まったフレーズを書き出していく・・というものがあります。
今週は
と
の2冊から
心にのこるフレーズについて書いて行きたいと思います。
いずれも、マドレボニータを作り上げてくださった
前マドレボニータ代表・吉岡マコさんが書かれた本です。
タイトルにもあるフレーズは
『産前・産後のからだ革命』という本📙の一番最初の導入の部分です。
『人をケアする存在になったからこそ、自分をケアする習慣を!』
という言葉は、第1子の産後には聞いたことがありませんでした。
これはきっと、母自身はもちろん、とりまく家族の方が同じ認識であることが大事かなと思います。
家族がこの意識を持つことで、母が休みやすくなるのではと思います。
そして、母となる人も、この事を事前に知らなければ
「お母さんになったんだから」という気負いから、自分のことを後回しにして無理をしてしまう場面が多くなってきてしまうと思います。
産前から、是非このことについて、家族とともに共通認識をもってもらえたら・・
そのために産前から産後ケア教室へ来て頂けるように
今後活動をしていきたいと思います。
さて、前述に書いた自分をケアするということについては
『産前。産後の時期の女性に本当に必要なことは何か。それは、筋力とセルフケアの技術です。』
『適度な筋力とそれを自分でコントロールするスキル(技術)があればダイエットなどしなくても体型を美しくととのえることはできます。』
『“ツルと産める”安産力を高め産後の順調な回復を促すために、筋力はとても重要です。』
とも書き記されています。(『産前・産後のからだ革命』より)
私は第1子の産後は、産前から切迫早産として産前早くから自宅安静で過ごし
子どもが居るわけでもなかったので
日中は言われたとおりに自宅で横になって過ごしていました。
見事に寝たり起きたりの生活をしながら家事をしている程度の生活なので
体力は激減していたにも関わらず
普通の生活は送れていたので
産後になって初めて体力が激減していたことに気づきます。
体力には自信があったのに、こんなに産後は辛い!!
夜勤をしていたから、夜中の授乳もきっと乗り切れる、なんて高をくくっていましたが
体力も気力も落ちる一方でした💦
それが第2子の産後に、産後ケア教室に通い
有酸素運動が大事、パートナーシップを諦めないなどという
目から鱗の“初めて聞くフレーズ”にヘー(*゚ロ゚)と思いながら
セルフケアって大事なんだ!!という認識が自分の中にうまれました。
そして第3子!
有難いことに、【マドレ・オホーツク】
という存在がオホーツクにはあったので
マドレボニータについてのメソッドをアレコレと知る機会が沢山あり
産前からの体力作りをする!!という意識を持ち
何度かバランスボールの教室にも参加することができたので
これまでで一番落ち着いて出産をすることが出来ましたし
一番楽に産むことが出来たと思っています。
(腹筋もこれまでで一番あったので、いきむ、という動作を意識的に行えました)
そして、産前の体力があれば、産後のからだの辛さもこれまでで一番軽かったのです。
何も知らずに辛い産後を過ごした第1子から
産前から準備できた第3子の妊娠出産の過程における
自分自身の体の大差を身をもって経験できたからこそ
それが、インストラクターになろう
という原動力になっています。
さて、上記については
『みんなに必要な新しい仕事』📙にも触れられています。
「母親自身の産後ケアが大事とうたっても、そんなのものは贅沢だ、と素通りされてしまう。
母親はいつでも後回し。妊婦の時は、咳を譲って貰ったり荷物を持って貰ったりして、最優先にあつかってもらっていたのに」
「ひたすら自分を滅して、家族に尽くすことを当然とされるし、本人も、目の前の子育てにおわれて、自分に向き合う心の余裕もなければ、物理的な時間も無いから、その状況を受け入れるしか無い。」
これは、吉岡マコさんが自ら産後ケア教室を開催し始めたことについて書かれている場面で、記されていることです。
私はこうやって
産後の母について言語化されているだけでも
そうなの!!そうだった!!
大変だったの!!
と、自分の頑張りを改めて振り返って
辛かった自分を労ってあげたいと思いました。
そして、こうして沢山の苦労をされて産後ケア教室を確立してくださったことが、ありがたいな。。と思うのです。
こうやって、マドレボニータの産後ケアについて読み進めて
改めて、インストラクターという道に進めたことが嬉しいなと思います。
そして
《すべての家族に産後ケアを》
というマドレボニータの理念に基づいて
より多くのご家族に
産前産後ケア教室へ足を運んで貰えるように
鍛錬していきたいと思います。