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borderless fingerboard

message from Y.O.U.

おかげさまで、かなでももこレコ発&デビュー記念日お祝いライヴも無事に終了し、アーカイヴを観る限り過去最高の出来(自画自賛)にご満悦なY.O.U.です、こんばんは。


さて、楽曲解説2曲目です。

制作順に解説していきますので、今回はsweet phantom、、、といきたいところなのですが、実は仕上がったのはsweet phantomが先ながら、原案が出来たのはmy dearest wishの方が先だったりします。

個人的にエモーショナルな出来事があってその勢いでmy dearest wishの原案を書き進めていたのですが(この時点で土台は9割出来てた)、ちょうどそのタイミングで、ふと私がかなでさんに「どんな曲が欲しいですか?」なんて聞いてしまって、めずらしく「この曲が好きです」なんて参考曲が返ってきてしまったので、my dearest wishは一旦お蔵入りすることになりました。


さて、そんな紆余曲折あっての2曲目がsweet phantomです。

物悲しさ漂うピアノバラード、というオーダでしたが、幾分壮大になりすぎたのは私の個性なので御了承を。笑


この曲は色々やってます。

(注:この先専門的になり過ぎているので読み飛ばして構いません、というか、ここまで読んだらもう先を読む必要はありません。笑)


まずは2A

基本的なコードは1Aと変えていないのですが、ベースを全てオンコードにすることでコード感を変えています。

基本キーはDm

サビ後半で登場するVIBm7♭5)は私の十八番ですね。

その後、♭VIB♭)を平行調(F)のIVとみなし→IVm(サブドミナントマイナ)で同主短調に部分転調→IF)で終止です。


2サビからCメロへの転調はちょっと説明がややこしいですが、

最後の♭VIをマイナのIII7とみなして、Gmに転調してます。

その後、怒涛です。

Key of Gm

♭VIE♭→♭VIIF→ImGm

♭VIE♭→♭VIIF)このFIVとみなして→IC)に転調

そこから同主短調のCmに転調して♭III→passingIIIdim→IV→V7


ギターソロは、

♭IIIE♭→♭VIA♭→IC)で、トニックだけ長調に着地するケースから入り、

着地したI(M7) から次のFのつなぎでセカンダリードミナントのC7を挟み(実際には7th省略)、

セカンダリーの連結でF7→B♭7(裏コード)→A7で出口へ。

無事、落ちサビのKey of Dmに着地します。


そこからは、このアルバム唯一の「半音上へ転調」という力技。

私、半音転調はあまりやりません。

多いのは二度か短三度、四度辺りでしょうか。


とまぁ、これだけ色々やってますが、「なんか大変な曲なんだなぁ」くらいに思ってもらえれば。笑

ちなみにかなでさんは、この辺り全部吹っ飛ばして感性で適応しているタイプです。

つまり、天才。

私は努力型なので、辿り着けても秀才です。(全然辿り着けないけど)

もうずっと昔から、天才に憧れています。


以上、脱線しなかった結果、全く需要のない線路をひた走り続けた、2曲目解説でした。

この調子で続きます。