2ヶ月程前に、友人から一通の手紙が届いた。
「久しぶり。元気か?ある報告があって手紙を書きました。
佐々木翔としてこの世にいられる時間が3ヶ月もなくなってしまった。
最後にまた懐かしい面子でバカ騒ぎがしたい。」
この話は、僕が人生でもっとも尊敬するこの「佐々木翔」
という男の話し。
色々と思い出すこともあって、語りたくなったので書き始めました。
暇な人はお付き合い下さい。
ちなみに、登場人物は全て偽名ですw
文章力が無いのは多めに見て下さいw
翔との出会いは遡ること4歳の時。
僕は4歳から11歳くらいまで、市営の団地に住んでいた。
1号棟から12号棟まであった団地の中で翔は7号棟
僕は11号棟に住んでいた。
7号棟の翔の下の階に宏樹という、同い年の男の子が住んでいる
宏樹と僕は同じ幼稚園で、母親同士が仲が良かった。
僕の両親はお互い仕事で、家にいる事も少なくなっていた事から
宏樹の家が僕の緊急連絡先にもなっていた。
その頃当人同士はそうでも無かったことは、ここだけの話し。
この頃僕は、同じ区画・号棟の友達とよく遊んでいた。
この団地だが、8号棟から12号棟までは大きな同じ敷地の中に
固まっているが7号棟だけは孤立している。
その代わり、7号棟の前には贅沢にも大きな公園があった。
丘の上の団地で、その公園は大げさに表現すると
小さな森を切り開いて公園にしている感じ。
秘密基地を作り放題だ。
団地は子供が多く、後々団地ごとの派閥が出来て行くが
それは後の話し。
翔とは幼稚園が違った。
宏樹と翔は近所の事から、二人は仲が良かった。
ある日宏樹と雪の積もる公園で遊んでいると
斜面からソリで滑ってアクロバットにジャンプを決める男の子がいた。
「うわ~あの子スゴいね!!宏樹君知ってる??」
「あ~家の上に住んでいる翔君だよ」
これが翔との最初の出会い
「おう!宏樹もやろうよ!楽しいよ!・・・て、その子誰??」
「11号棟にいるゆぅ君だよ!幼稚園も同じなんだ!」
「ゆぅか~楽しいし、一緒にやろうよ!」
悪戯に微笑む翔だが、翔の滑り降りた斜面は結構な角度と距離で
今思えば、幼稚園児がよくビビりもせず滑り下りてたと思う。
「ちょっと怖いから僕はやめとくよ」
普通にビビってしまった。。。
そう応えると翔は、興味が無くなったようにふーんと一言放って
また一人で斜面を滑り出した。
その後は、幼稚園も違い団地の区画も違う事から
お互い顔見知り程度で、特別遊ぶ機会が増える訳でもなく
小学校へ上がった。
「小学校編へ続く。」