皆さん、こんにちはほんわか気づき


令和5年7月22日(土曜日)。

今回は埼玉県内の一大拠点、東武スカイツリーラインと野田線が接続する、春日部駅の現状について取り上げたいと思います。

私の地元からは微妙に遠いですが、暑い中気合いと根性?で行ってきました


この春日部駅は去る2月3日限りで、東口の旧駅舎が長年の役目を終え、仮設の新駅舎に切り換えられています。

5か月前の様子はこちらです。

前回の訪問時は真冬でしたが、今は真逆の季節になっています。

今後は高架化工事の進捗に伴い、今あるこの空間は近い将来、すべて消えます。

今のうちにレトロな味わい深い空間を記録したいがゆえに、およそ5か月半ぶりに現地を訪ねてまいりました。

訪問日:令和5年7月19日(水曜日)。


浅草、中央林間方面行きの1番線ホームです。ホームに面した店舗はすべて閉鎖され、解体が進んでいました。


旧東口改札の跡です。
すでに駅舎は解体されており、仮設の壁で塞がれています。

余談ですが、春日部駅は1、3、4、7、8番線はありますが、2、5、6番線は存在せず、欠番になっています。


去る2月4日より使用が開始された、東口の仮設駅舎です。画面左側の旧駅舎があった部分は壁で塞がれていました。

★ぜいたくな空間★

皆の羨望の眼差しを一身に受ける、スペーシアX。いやぁ、人気者はつらいですね。

女性客が記念撮影をしていたり、中学生くらいの男の子がスマホで動画を撮っていたり。限られた中で贅の極みを、皆が分かち合っていました。(ちなみに前回のカットとは、わずかに違う画像です。)


次は7・8番線の、野田線ホームに行ってみます。こちらはとくに目立つ変化はなく、木造の柱と屋根もまだまだ健在です。

★クレヨンしんちゃんの待合室★

この空間も近い将来、すべて解体される運命にあります。あと何年、この姿を見ることができるのでしょうか。


春日部駅名物の東武らーめんも、引き続き営業しています。


今回はじめて気付いた、クレヨンしんちゃんのかわいい柱です。


野田線の第2勢力として、今日も健在な8000系車両です。すでに多くの車両が製造から40年あまりが過ぎ、後継車両への代替計画も公表されています。この車両を楽しむのならば、まさに今のうちにです。


10030型(左)と10000型(右)。
ステンレス車両の新旧共演です。


西口の駅舎と改札口については今のところ、変化なしです。


西口改札内の通路です。
画面奥の左側ですが、低い柵越しに、


そのすぐ目の前を通る、野田線車両の姿を間近に見ることができます。

この光景もあと数年で、すべて過去の出来事になります。


昭和の佇まいとクレヨンしんちゃんが見事にマッチしている、東武のこだわりや愛が感じられるこの空間を、今後も定期的に訪ねたいと思います。

ご覧くださいまして、
ありがとうございましたおやすみ星